8、2⇒8、2、9、7⇒
8、2、9、7、11、12 (24点)
8⇔2、9、7、11、12
一長一短。馬場を割り引いてもシンザン記念の勝ち時計は強調材料が乏しく、勝ち馬よりもむしろ道悪で泣いた人気馬に将来的な期待が膨らむ。ペルシアンナイトは典型的な瞬発力型。まさに雨に泣いた一戦だった。デビューから前々走まで3戦連続の最速上がり。東京、中京で連続の上がり33秒台の鋭さは、少なくても稍重までの武器。前走はメンバーNo3の上がり時計といえ、最速上がりより0秒7も遅い数字は一過性のポカとして扱うべきだろう。開幕週馬場と直線の長さは理想的な条件。クラシックロードから一旦外れるローテは驚きだが、それだけ確勝を期したマイル参戦と納得するしかないか。最低でも賞金加算が絶対条件。もう取りこぼしは許されなくなった時間と立場。
相手は同厩舎のミラアイトーン。単調な先行馬としてイメージが強かったが、一気の距離短縮となった前走が本来の姿の可能性が出てきた。数字的に重賞通用レベル。減速なしの上がりレースラップでラスト2ハロンは11秒3-11秒3に凄みを感じさせる。行きたがる前走からさらなる距離延長で折り合うことができるかどうか。鞍上の腕で試される。
まともに立ち回ればディバインコードの圧勝があってもいい。それぐらい能力はズバ抜けているが、とにかく鞍上の衰えが馬に伝染しているのが現実。前走も返し馬で放馬。ハイペースを接触的に動いて残り250で先頭に立った早仕掛けでいかにも勝てるレースを取りこぼしている。4走前の勝ちっぷりが衝撃的で、ハナを選択するのも悪くない。 |