1、3、4、5、7
千八が未経験馬が多く、上位人気馬もどこか信頼性に欠ける。1分55秒台の決着で距離をこなせばどの馬にもチャンスありか。スタミナは重要要素。
前走は4角で余力十分。ほぼ勝ちパターンで負けてはハヤテカザンの敗因は手替わりが影響だろう。結果を残しているクラス、距離での敗戦。前走を除けばデビュー以来負けても0秒3差、すべて掲示板をキープしていた安定株を素直に見直す。短距離に良績集中だが、恵まれたC1相手。スピードと競馬センスでカバーできる。
アリダーバローズは距離にメドが立ったことは大きな収穫。デビューは千1分0秒4、むろんC1は通過点の快速馬が距離2度目で面白い存在になった。まだ不器用さが気になるものの、ごく自然流の乗り方で上位進出は確実だろう。ポカがあるとすれば差し比べになった際。
走っても走っても人気にならないが、佐賀で重賞2着の実績。クラトリジッコウの前3走が本来の姿。カミノサイレンス、ハイフレンドトーレ級を完封したレースぶりは実力馬そのもの。二千までこなしていれば距離延長はむしろ歓迎のタイプか。意外性に注目。
スースーグランは馬体、気力充実で見るからに好調子。モロさ同居の単調なタイプから差し脚もマスターして大崩れがない抜群の安定味までの成長ぶりは目を見張るもの。初距離だが、千七1分48秒6の持ち時計ならばC1通用。前走ゴール前でササリ気味になったことだけが唯一の不安材料。
ナイスドラゴンは千から千七までこなしているが、本質は千二ベストのスプリンター。500㌔を超す大型馬で、ひと息後ではまずひと叩きか。気配優先。
一時の極度のスランプから完全に脱出したピエールマドンナの勢いは本物。千七も未経験でスタミナ不安だが、4戦連続千六1分41秒台のスピードは軽くB級に届くスピード。折り合い不問の差し馬ならば距離延長も問題ない。じっくり折り合い重視。
ナスキーカールは6歳にして末脚に磨きがかかってきた。徹底した追い込みに固めて近走は見せ場十分。B3でモマれてきた経験を生かしたい。3走前の再現か。
ウエノマルタロベエはマクれる自在性が武器だが、ますますスタート難が深刻になっている爆弾を抱えては狙いが下がる。