11R 馬単 2→1    ワイド 2-1

 

 

前走のレベル評価で勝ち馬が浮かぶ。一番人気が確実のケージーの前走は同日のC2で千六1分41秒4。マルカドントコイの前走は同日のC2で千六1分42秒7では時計ひとつは遅い勝ち時計だろう。B3→B2のホクトでも十分太刀打ちできる。

 

じっくり間隔をとってなかなか波に乗れないが、格付けされてようやま本来の強さが前走で復活したホクトアサティスは一気にB級上位までノンストップか。3歳時は(4111)の素質馬。低く見積もってもB2は通過点となる。紛れがない外コースなら自信の好位差し。ごく普通に連勝。

 

ケージーボーイには転入当初のズブいイメージは吹き飛んだ。レースを使うたびに評価を上げてきた実力馬。前々走でトレオウオブキングを子供扱いにして前走ではセイワクリスタルと追い比べで小差2着。上がりが上回って単に位置取りの差だけなら勝ち馬と同等の価値ができる。見た目以上に切れる瞬発力、流れに左右されないレース巧者は千七ベスト。間隔が開いて馬体重の増減だけが気になるだけ。道悪競馬は得意。

 

軽いスランプ気味のスピードレインボーはひと息後を叩いての変わり身待ち。3戦連続して1分47秒台をマークした頃に戻るには時間がほしい。

 

ゼンノロンシャンははっきりとスプリンターの評価でいいだろう。それ以外の条件では能力半減。上がり目は期待できない。

 

ドントコイタカトモは危険な人気馬となる。前走で絶好枠から単騎逃げ、内千六としてはごく平凡な勝ち時計。今後、強力な同型がいるメンバーでは不安がちらり。とにかく自分の形を貫くだけとなる。あくまでも逃げ一手。

 

マルカキャプテンは波が荒いレースぶりでどうにもつかみどころがない。圧勝しても次走でポカ。時計的にもはっきり凡走とわかるだけに評価が難しくなる。とにかく気分屋。馬の気を損ねると惨敗も覚悟。乗り替わりとなると一層危険信号。