10R 馬単 6→1、9、8

3連単1着BOX 6→1、8、9

 

 

変則的な開催日程でトゥインクル初日としては手薄なメンバーになった。A級リーチのクラスだが、各馬どこか不安を抱えてB1好走の実力馬でも全幅の信頼は置けない。近走の着順よりも持ち時計に注目した。

 

グローリアスイモンの評価はガタ落ち。刺激を求めて左回り、自己条件のマイル戦でも結果は出なかった。番手競馬では手も足も出ない単調な脚質ということ。相手が上がって小細工ができなくなっている。本来逃げて完全燃焼タイプ。かつては常に1分53秒台を楽々マークできるスピードで準オープンまでノンストップの勢いがあった実績。コウギョウロックドン程度の先行馬ならば無理でも自分の形に持ち込みたい。持ち時計どおりで圧勝の計算。

 

大井転入後はすべてワイド圏内。ケイアイサウンドは自在に構えて大崩れがない。とりわけ前走は中央交流、1着から5着までこの馬以外は中央独占のレースで3着に踏ん張ったことで準オープン入りが確約された。見た目のイメージから想像できない反応がいい瞬発力。1分53秒台を連発のスピードは休み明けがハンデにはならない。気配最優先。

 

ケージーボーイの前走は強いより上手いという印象。直線ヨーイドンの上がり競馬をスムーズな乗り方で差してきた。2着馬が内で前が壁になる不利がなければ逆転されていた程度の末脚。行きっぷりの悪さが解消されない限りB1で勝つのは至難の業。

 

ホクトオーザの千八2戦は時計平凡の逃げ切り勝ちとポケットから掛かりながらの道中で3着の実績。前走からもやはりマイル以下で能力全開だろう。自然流のマクり競馬で千六1分40秒0。掛かることもなかった折り合いで、勝ち馬に次ぐ上がり時計ならば適性がはっきりした。再び千八となると時計がかかることが絶対条件。

 

前走でドンバニヤンのモロさが露呈した。モマれる競馬になるとどうしてもいい脚が長続きしないジリっぽさがネックとなる。距離ベストの条件で惨敗。千八となってプラスはない。

 

マイキャンディーは図ったようなナイター復帰。大物食いの一発屋も千八の実績はボロボロ。試験で16㌔減の馬体ではセオリーどおりここは叩き台。

 

ミノリコウジの折り合い難は半端ではない。前走は千六だからこそ、できた芸当。距離延長の時点ですでにギブアップ状態となる。前走はピークのレースぶり。

 

ケイアイサウンドに勝ったり負けたりしているのがロックボトム。持ち時計は1分53秒台だがアベレージは1分54秒前半で、千八ではどうにも鋭さ負けが続いている。混戦でワイドまで。