6→9、3、7、3、1 9→6
雨が降らなければ二日目ほど速くはならないだろう。徹底した逃げ馬不在でスローに近い流れなら一辺倒な脚質では対応に苦しくなる。1分41秒台の決着。
コスモツェッペリンの前走はマクり気味に動いて4角で上位3頭よりも手応え十分。ゴール前で息切れは順調さの違いだけで、C1卒業は確定と改めて認識されられた。叩き2戦目で得意のナイター競馬。同じ千六ならば負けられない一戦だろう。大井千六でワイドを外したのがいずれも休み明けだけ。道悪でさらに揺るぎない本命馬になった。
ジャックコンドルの中央時はほとんど芝を中心に使われていただけにダート適性は疑問のままトレードだったが、東海4、1、1、2着は血統的にも公営の深い砂でもうひと花というムードになった。早めに仕掛けて力でネジ伏せる走りは血統どおりのパワー型。いいリズムで大井初挑戦ならば大崩れはないか。道悪歓迎。
中央時代から短距離に良績集中。ケイアイピットが前走で結果を残したのも当然だった。千六では自分の形になっても終い甘くなるスタミナで条件好転が一番の好走要因。鞍上の勢いも加わっての3着だろう。再び距離延長で早くも試練。極悪馬場では逃げが絶対条件か。
ナースメイドの前走は文字通りクラスの壁。ごく普通に折り合っていたが、勝負どころですでに余力がなくなった完敗のレース内容。いぜんとして強さとモロさが同居する牝馬ということ。一変は厳しいが転入2戦はC1通用の感触。見限るのは早計だ。
コスモトルーパーは馬自身に重め感はなくてもさすがに時計決着が予想された千四では人気の盲点になった。カミノサイレンスを苦しめた瞬発力はフロックでは出せない上がり37秒6の切れ味。外コースがベストは変わりないが、休み前よりパワーアップしていることも事実。勢いは魅力。
タカノリンドウの前々走はスタート後の不利で度外視。どんなに置かれても必ずどこかでいい脚を使う切れ者で、前走もあと一歩の惜敗。とにかく自力で動けない不器用なタイプで前崩れが絶対条件になる。千六(0325)は負けても0秒8差。穴馬としては面白い。
ウララチャーミーは軽く20㌔減量が必要なほど馬体にゆとり。良化には時間がかかる。