2-1、4、5、10
逃げ馬が揃ってラチ沿いの砂は深い状態。必然的に差しが利く馬場となっては先行馬が不利だろう。ズブいタイプでも直線だけで十分に間に合う。1分13秒台の決着なら混戦必至。
スターグリッターの前走は取り消し明けらしい敗戦だった。逃げ馬の外々を回らされたとしても、集中力不足のために4角手前ですでに手応えがなくなっていた。それまで2連勝していた馬とは別馬のように覇気がないレースぶりでは単純に度外視できる一戦。もとより千四に勝ち鞍が集中しているスピードタイプ。強気に攻めて軌道修正する。
ウインストーリアは得意の距離で見せ場なく終わった前走が気がかり。勝ち馬と0秒6差でも見た目は単に流れ込んだだけのレースぶり。千二は連続1分14秒台の時計からも以前よりゆっくり下り坂となっている。鞍上人気。
以前とは別馬のような勢いのサンキョウボーイは格付け後、まったく大崩れのないレース内容。前々で攻めれば手応え以上の渋太い粘りでC2卒業にもメドは立っている。中央時は千に良績から案外千二向きか。
ジンエンブレムは小細工が利かない先行馬。千二向きは確かだが折り合い難で自滅覚悟。ベリーベストは並ばれた時点でレース終了の逃げ馬。この距離は忙しすぎる。ブランドゥブランが叩いて一変は厳しいが前回の大井の勝ちっぷりは見事。右回り歓迎。穴なら前走の千二で36秒9の脚は目立ったフリーダムダンサーだ。高速馬場では手も足も出ないが今開催の馬場なら前走以上は期待できる。