11R 馬単 7→8、1211、5、6、4、13、9 穴推奨レース

3連複 7・8-1211、5、6、4、13、9

3連単 7→8→1211、5、6、4、13、9

   8→7→1211、5、6、4、13、9

 

 

超高速馬場に変身して差し追い込み馬にとっては前開催同様に厳しくなった。ある程度速めの流れでも前が止まらない。ラチ沿いは砂が浅い。

 

ウエノマルオキャンの前走時は最近にはない超高速馬場。1分40秒8でも同日のC2で1分41秒8の時計が出てれば標準レベルということ。それまでの1分42秒6の持ち時計が自身のスピードそのものだろう。いぜん好走パターンが固まってない弱み。一戦だけでは評価は上がらない。

 

折り合い不問の千二できっちり結果を残したオールザコメットだが、やはり逃げ以外では行きっぷりが悪くなる。前走も4角でほぼギブアップの手応えからもうひと伸び。鞍上の腕だけで2着にもってきたようなレースになった。本来逃げて全開、スタートに集中したい。

 

コスモツェッペリンの前走敗因が見当たらないが、あえて指摘するならあまりにも速すぎた時計か。決まって置かれて、どうしても4角手前から仕掛けるマクり競馬が好走パターンの馬にとって、前が止まらない馬場は致命的。不器用な馬が人気を被ったことも波乱になった要因だろう。自ら動くと案外モロいが気軽に乗れれば3走前のような強い競馬。千四歓迎。

 

ノーリグレットの前走内容は微妙な敗戦になった。終い甘い脚質か。見た目はバランスのいい体だったが、37㌔増という数字を目にするとやはり重めでの終い失速と納得したい。中央時は差す脚も使える自在型で判断が難しいが、いずれにしても叩き2戦目で1分27秒台突入は確実なスピード。テンの速さからごく普通に出ればハナが切れる相手だろう。真価を見極めるレース。

 

得意の距離で初ブリンカーを試したが完全復活とまではいかなかったカサイドラグーンは深刻なスランプ。昨年秋をピークにゆっくりと下り坂。ズブさが増して決まって置かれるようになってきたレースぶりでは、今の馬場状態では連対も遠くなる。時間が必要。

 

ボストンガーランドの前走は同日のC2で1分42秒8。多分に人気馬の暴走でレースレベルそのものが低く、鞍上との相性がピタリとはまっただけ。チークP着用の気難しさで連勝は考えにくい。

 

馬場が重くなり始まればニシノコマンドラッキーマキシマムエルモアーの追い込み馬が台頭だが、流れが落ち着きそうな顔ぶれでケイアイピットの前残りに一考。