9R 馬複 11-9、1、7、3、4、6

        ワイド 9-11、1、7、3、

 

 

テンの速さならエーデルユキノは差す脚が一瞬だけで番手競馬となると案外モロく、波乱含みになった。先行2騎が終い甘いメンバーでは差し馬に注目。

 

ユキノムテキには頭が下がる思い。見るからに非力なタイプで格付け初戦のことからも評価は下げたが、前走は4角ですでに勝負ありの大楽勝。馬場を味方につけたとしても千五1分35秒0は価値のある好時計となった。モマれた際の不安は残るが行き切ってしまえば再び一人旅の展開の利。連勝可能だ。

 

中央未勝利でC1編入は本来有利な格付けだが、フジヤマビーナスは軽いスランプに入っている。前走の積極策が刺激となるか。レースへの集中力不足からブリンカーがほしい。追い切りは小柄な牝馬としては実にハードな内容。穴中の穴。

 

アスワンスペシャルの近走は入着ラインで一進一退。クラスの限界が近づいたことは事実だが、脚抜きのいい馬場としても千六1分40秒9の持ち時計があれば展開ひとつのスピード。初コースなどハンデにならない豊富なキャリアが強みになる。前々で真価。

 

エーデルダムールはいよいよ八方塞りになった。どう乗っても終いバテ、並ばれた時点でレースが終わっては強調点がみつからない。

 

トロットテイオーはC2編入が有利だが、前3走は見せ場もない内容で、単純に前走時計を評価できない。キョウエイワールドはスタートに爆弾を抱える癖馬。前走もいい脚で伸びているがやはり内コースは鬼門になる。セブンサマーは千二がベストのスプリンターだが、これだけ相手が落ちると展開ひとつのレベルになる。マルチリョウマの前走は試走に徹した。もとより叩き良化型、ブリンカーで再び変身する。