11R 馬複 4-9、3、1、12、5、10

 

 

好調な馬が揃って各馬、チャンスがあるが馬場を考えればやはり先行馬有利。1分41秒前半は確実の時計決着では器用さが要求される。

 

行き切ってしまえばアンフィーイモンのスピードは絶対的な強さ。単調な脚質は能力の高さで補ってC級突破も目前となった。テンに速い逃げ馬は千二よりも内千六の方がレースはしやすいはず。スタート五分の時点で勝負は決まる。

 

スースーグランの前走は距離を意識してやや強引な逃げとなった。千七でも終い甘くなる先行馬が初距離を0秒3差まで頑張ったのが今の充実ぶりを物語る。千六までなら自力で動いてパワーで圧倒できるベストの条件。同型不在のメンバーに恵まれた。

 

ハヤテカザンは明らかにマイル以下がベスト。スローの流れで上がり競馬の追い比べでは良さが出なかった。グリフォンゲイルに同タイムの2着などごく普通にB3卒業にリーチがかかっているスピード馬。得意の距離で巻き返し。

 

キョウワシンズイは中央未勝利後に荒尾で(2572)。前走で重賞出走まで出世した今がピークの上がり馬。母の母はキングヘイローの母、公営の深い砂をクリアすれば以前の実績以上の活躍は間違いない。C1編入有利。

 

ひとまずビックマイルズはクラスの壁に当たっただけ。それまで4戦連続して連対中だった実力馬の評価は下がらない。気力充実で末脚に磨きがかかっている近況はまさに4歳馬らしい成長度。走るたびに時計を詰めてスピード決着もOK。以前より置かれなくなったことが好調の要因で自己条件になれば1分41秒台は計算できる。巻き返し必至。

 

フレアリングフェアは遠征中心のレフティーだったが、前走で鞍上らしい奇襲策から見せ場十分の0秒7差。もとより必要以上に置かれるレース下手。目につく好馬体、兄にフレアリングマズルなどC1が限界とは思えぬ血統的な背景もある。前走がいい刺激となるかどうか。好機にマクれる形が理想だ。

 

タカノリンドウは馬場と合わない追い込み馬。加えて(0426)の距離実績では評価が難しい。混戦浮上。イケタイフェアーは追ってひと息のパンチ不足。