9R                                     推奨レース

3連単1着BOX 7→5、6、8、9

 

 

登録は20頭以上いたが結局、10頭立ての少頭数になった。徹底した逃げ馬不在でスローに近い流れでは人気どおりの決着が濃厚になる。ほぼ5頭立て。

 

ホクトアサティスに死角はなくなった。以前はスタートミスでリズムが狂っていたが、気性面の成長で文字通り本格化を示した。ゆったりと折り合える千七以上では大崩れのないレースぶりで、連続1分53秒台をマークするスピードはますます切れ味に磨きがかかった。前々走は無理にハナへ、絡まれてハイペースとなって自滅の競馬なら能力評価そのものに下方修正はない。とにかく派手な勝ち方はすでにオープン予備軍レベル。すっきり勝ってA級入りしたい。

 

近走はまったくテンに行けなかったカネショウアルプスの前走はまさに奇襲戦法。逃げ馬不在で先行有利のメンバー構成の中、鞍上の好騎乗で渋太く粘った。課題は1分54秒の壁が破れない近づいたスピードの限界だけだろう。瞬発力勝負となると再びホクトにはさらにち切られそう。

 

ワイエスアピールはなかなか軌道に乗れない。3歳時は未格付けからB2まで5連勝の実力馬だが、年齢とともにますますズブくなって時計どおり計算できなくなったのが大きな要因。自力で動くと瞬発力は半減。多分に他力本願型で乗り替わりの刺激を期待する。

 

本質はマイル以下がベスト。チョウカイリュウは千八となると短距離戦ほど信頼度はない。千八4、3、7、7、4着。いずれも鋭さ負けではいくら鞍上にエース的場文騎手でも厳しい条件だろう。時計がかかった際。

 

セイントグリーンは忘れた頃に走る一発屋。B2連対時は6、10、4番人気で距離云々よりもいかにジリ脚がカバーできる流れになるかどうかだけ。1分54秒後半の持ち時計だが先行馬不在で前々有利のメンバーなら逃げ残りを一考。