8R 馬単 2→1312、1、5、6、7

3連複 2・1213、1、5、6、7、8

 

 

的場文騎手は復帰初日で3勝。若干、追い出してからのフォームに乱れはあるが、気迫そのものは絶好調時となんら変わりなかった。ここもエースに逆らえない。

 

サンワードダンクの前走はやや追い出してからの反応が悪かったが、エンジンがかかればケタ違いの瞬発力。キャリア3戦目ですでに1分42秒1をマークしている絶対スピードが加味すればC2卒業まではノンストップだろう。いずれにしても前々で攻めたい。

 

初日が終わるまではジンエンブレムに期待していたが、逃げ馬不利の馬場状態では減点材料か。気性先行の逃げ馬でも忙しすぎる千二は苦手意識で、息が入る千六がベスト距離なことは間違いない。前々走の惨敗が不可解だが、格付けされてからは千六で2、1、1、10着。一戦を除けばほぼパーフェクトな戦績なら一過性のポカと判断したい。強気の逃げで完全燃焼。

 

ダイワアロマは地味な勝ち方ながら確実に地力強化している。高速決着に対応して脚質に幅が出てきた成長力は4歳馬並み。問題はスタミナ強化に絞られた。絶好枠からじっくり折り合いたい。

 

レオテンドラーはスタートが安定しない弱みだが、休養前よりパワーアップした印象で、とにかく自分の時計できっちり走っている。1分41秒台の決着となると厳しいが、混戦になればなるほどバテない末脚が魅力になる。

 

ユキノムテキは前走で限界の体つきになってしまった。スタート上手、自己ベストを更新した勢いは注目できるが、ソロソロ反動が心配になってくるローテーションでもある。崩れるとすれば今回か。

 

穴ならフリーダムダンサーだ。前2走は必要以上に置かれたが、スプリント戦では仕方ない結果。3歳時は千六でモノスゴイに同タイムの2着、ハネダキャノンに0秒4差ならC2で壁になるはずがない。見限るのは早計。

 

ラブリーリスリンは久しぶりの良馬場で千六戦。線の細い馬がじっくり間隔とれたローテーションで一発警戒。サンキョウボーイは同型が強力。内枠はかえって流れに乗るのが難しそう。トロットテイオーは切れる脚がなく、決まって置かれるズブさ。内コースではワイドがひとつの壁。