10R 馬複 11-9、4、8、3、6

3連単1着BOX 11→3、4、6、8、9

        3連複 9・11-4、8、3、6、10、1

 

 

ラチ沿いは砂が深い馬場状態。昨日の最終レースの的場文騎手の騎乗ぶりはそれを証明した。楽にハナが切れていたがラチから1、2頭分、外々を回りながらの道中だった。乾き始めなだけに一変して軽くなることもあるが、差し有利は変わりないだろう。

 

アリダーバローズは競馬センスに優れたスピード型で、距離を克服中の4歳馬。千八4、2着。時計を一気に1秒以上も短縮して、いずれもあと一歩のレース内容なら距離延長は気にならない。1分54秒台で走れば勝機到来。

 

バトルマジックランの前走はハイペースで飛ばして逃げ切り勝ち。鞍上のうまさもあったが走るたびに自己ベストを更新して自身、好調期に入っている。4走前の千七で終始掛かって自滅したが、逃げに徹すれば大きく崩れることはない。

 

ステルスラインは久しぶりに地元スキップで遠征競馬。大井(0104)、京浜盃の2着は光るがベルモントストームに1秒2もち切られては連対までがひとつの壁ということ。リフレッシュ効果もなく、スタート下手と決まって置かれるズブさは相変わらずの前走内容から人気先行の嫌い。

 

テオフィルスは鞍上に見捨てられた。千八2戦はいずれも行きっぷりが悪く、追ってからの反応も平凡な鋭さ負け。時計は1分55秒後半が限界のスピードでは苦戦が続く。

 

ウエノマルタロベエは血統的なジリ脚がネックになっている。兄同様に時計勝負に弱く、鋭い脚が一瞬だけ。意外性もなく入着ラインで一進一退では狙いは下がる。ひたすら混戦待ち。

 

ナイスドラゴンは外コースベターな差し馬だが、本質はマイル以下がベストの条件だろう。馬群を捌ける速い足がなく、いぜんとしてポカがある不器用さ。距離2度目で時計は詰まるが、1分54秒台は未知の世界。

 

ベルモントカムイは以前の瞬発力のかけらもみえないのが現状。まだまだ時間が必要。タニノミストラルは走るたびに評価を下げてドン底のスランプ。右回りでまずはきっかけから。