11→3→8、13、12、6、5、10
3・11-8、13、12、6、5、10
ごく普通に走って圧勝が浮かぶ王者にとって距離延長も問題ないだろう。相手探しに専念だがマイラー揃いで絞るにはひと苦労。実績よりも距離適性に注目したい。
順風満帆でクラシック第一弾に登場となった。大井勢相手に敵はなく、すでに勝負付けは終わっている相手ではシーチャリオットの勝ちは揺るぎないものになっている。やはりというべきか、前走も終わってみればワンサイド。まったく危なげない勝ち方で初距離をこなせば、さらに距離延長でも気になる材料ではないだろう。使うたびに増えてくる馬体重が成長の証。未対戦の馬の多くがクラウンCに回ったことも信頼度を上げている。ごく普通に乗って再び圧勝ムード。
いつもの世代ならマズルブラストはすでに重賞ホルダーになっているはず。それぐらい今年の船橋勢は層が厚く簡単には勝てなくなっている。時計的には2勝馬以上の重みがあり、折り合いさえつけばここでも確実に上位争いだろう。
トウケイファイヤーの前走は限界に近いか。初距離、休み明けとしても前走は致命的な差。完全に力負けではどうにも逆転のシーンは浮かばない。器用に立ちまわれる利点も追ってからの瞬発力でかなりの減点。父スキャンから距離延長にプラスはない。負かしに行くと惨敗も覚悟。
メイプルエイトは転入成功の典型的な例。道営2戦して未勝利が不思議なくらいの勢いが出た。転入後4連勝を含めて(4010)。シーチャリオットを徹底マークしてち切られては相手の強さを認めるしかないだろう。案外流れが落ち着いて前残りの結果。トウケイを捕らえられなかったのはあくまでも展開負けで、距離延びればこちらの方が妙味は十分。
サウンドイモンは見た目以上にパワフルなレースぶり。マクりに徹して転入後(4010)。ハイレベルな時計をマークしていよいよ重賞ロードへ登場する。父コンサートボーイは力でネジ伏せるという瞬発力。やや違ったイメージだがスマートな立ち回りでスパッと切れる末脚で勝ち上がれば混戦必至の2着争い向きか。距離経験の強み。
アスリートフェアは思惑どおりに距離延びて本格化した。内コースでは手が出ないほど置かれ癖。長くいい脚が使える強みは外千八がイメージどおりだろう。距離2度目で大幅に時計短縮も可能。混戦になればなるほど警戒が必要だ。
ボンネビルレコードは鞍上魅力。キョウエイペガサスはどこか吹っ切れたという2連勝でワイド圏なら展開ひとつ。