11R 馬複 9-5、7、3、2

 

 

前残り必至の馬場状態で1分40秒前後の高速決着では器用さが絶対的な条件。追い込み一手では連突入も厳しくなる。

 

得意の距離とはいえ、ドントコイタカトモの前走はメンバー最速の上がり時計は立派。千八で追い込んで1分54秒4をマークするなど今季はさらに進化している6歳馬。枠順不問のレース巧者になれば以前のようなポカも少なくなるか。ハナがベスト。

 

セイエイシェーンは北関東の重賞で入着常連の猛女だが、良化には時間がかかりそうな感触。叩き台としても前走は単に回ってきただけの内容で、距離短縮ではさらに置かれる不安がある。テンの鈍さは内コースで致命的になる。

 

アイアイラッキーは単純に距離短縮が喜べない。スタート下手で2角から強引にハナを奪うような荒削りなレースで3、2着。時計的にも軽くB2卒業に手が届く数字だが、マイルのスペシャリストが揃う中で同じような荒業は通用しないだろう。障害帰りといってもB2の交流戦で直線一気を決めた瞬発力。折り合いさえつけばあっさりの力関係だ。

 

マルカキャプテンは常識にかからない気性の難しさでB2が壁になっているのが現状だ。持ち時計の千六1分41秒0はC1でマーク。絶対スピードはB級上位のレベルだが、額面どおりに計算できないのがネック。

 

スピードレインボーは外コースベストのストレッチランナー。1分41秒後半が限界なスピードでは、ひたすら混戦を待つ。鞍上頼り。

 

カネショウロイヤルは大崩れがないが、勝ち切るまでが厳しいジリ脚。アオイダイモンは必要以上に置かれすぎだ。