2⇔4、7、10⇔4、7、10、5、9、8、3 (48点)
2-4、7、10-4、7、10、5、9、8、3 (15点)
2⇔4、7、10、5、9、8、3
これだけ行くしかない馬と行きたい馬が揃えば、単純な前残り競馬は考えにくい。逃げたい有力馬が絡めばますます波乱含みになる。エールヴォアはどんな流れでもクラシックを意識するために無様な競馬はできない。前走は案の定、乗り替わりで一変したが、モマれない位置取りが奏功したことは間違いなく、逃げ馬揃いのメンバーとなって再び試練となりそう。前走はかなり行きたがる折り合い難を露呈。前走が理想の馬体だったとはいえ、年明け初戦が初コース、長距離輸送になると人気になるほど妙味が薄れていく。
コントラチェックはまさにスタート勝負だろう。ハナ切れたレースと控えたレースが極端すぎる内容が決定的な証。随所に行きたがって折り合いに苦労していることからも人気ほど完成度は高くなく、ハナを切った際の2勝はいずれも道中から3馬身差ほどの軽い大逃げなら展開に左右される単調な気性であることは間違いないか。逃げる形でも外から突かれた経験がなく、これだけ同型が揃えば内々で控えるしか選択はない。すっきりしすぎた馬体からどこまで馬体を増やせるかにも注目したい。絶好調の鞍上にすべてを託す。
エフティイーリスは懲りずにロートル騎手配置。鞍上がまともに立ち回る確率の低さが前走のようなスタートミスにつながっている。前走は重賞と名ばかりの低いレースレベルで、数字的に何の価値も見出せない内容。超スローの瞬発力勝負で上がり時計はメンバーNo5では馬場回復が遅れることも願うだけ。人気先行。
徹底した東京狙い、超高速馬場で大幅に時計を割り引きする必要があるとしてもシャドウディーヴァの完成度は牝馬同士で抜けている。トップレベルの瞬発力は走るたびに磨きがかかって牡馬相手で4戦連続の上がり33秒台に凄さが表れている。前々走は直線でスムーズに捌けなかったが終わってみれば着差以上の圧勝劇。前走は休み明けで多少行きたがっていたことを考慮すれば、上々の試運転だったということ。本質は折り合い不問で器用に立ち回れるレースセンスの高さならば、右回り云々で減点する必要はない。
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