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阪神裏読み

関西
11R

 

阪神11R馬複8−11、5、2、14、6、1、9

3連単2軸マルチ8、11→5、2、14、6、1 (30点)

8、5→2、14、6 (18点)

3連複フォーメーション8−11、5、2−

11、5、2、14、6、1、9 (15点)

超スローの瞬発力勝負だけに強いというのがディープ産駒の特徴。全体的に仕上がり早の産駒が多く、瞬発力勝負になりやすい新馬で好走が集中しているのだろう。相手が上がると不発連発の傾向がますます強まってオープンクラスで評価が急降下する馬が多数いる。もちろんドナウブルーにも怖さはなくなった。内外コースの差はあるとしても、前2走は5ハロン通過で約4秒差。前走が標準的なペースならば、この程度のレベル上昇で不発に終わることに完成度の甘さが表れている。行くしかない馬と行きたい馬が揃ったメンバーで未知なる千四。乗り替わりだけでは刺激が足りない

これだけ行きたい馬が揃えば確実に乱ペース。雨量が強まればますます先行馬には厳しくなる。逃げ差し自在に捌いてこれまで3、1、1、14着。前走はスタート直後、隣の馬にぶつかって最後方。さらに完全にリズムを失って終始、掛かる仕草。大外ブン回しから直線半ばで早くも鞍上があきらめた内容は納得の1秒7差ということ。ラテアートは前走を度外視すれば、距離短縮で再び輝きを取り戻すことは簡単に思えるほど前々走の内容が際立っている。反応抜群の末脚で残り50から流して楽勝が1分8秒7。底知れぬ能力と道悪上手な母の血筋を受け継げば、走る条件がピタリと揃った。

重賞と道悪経験でツルマルワンピース。最後弾けなかった前2走から千六でも距離長めか。実績ある千四で活路を見出したい。着差以上に余裕ある勝ちっぷりだったエーシンハーバーは気性先行のため内々で脚をためたいが、馬場悪化になると各馬外々を意識で策がなくなる。良馬場ならフレンチカクタス中心だったが、きれいなフットワークで重馬場以上の馬場悪化になると半信半疑。3着馬を交わすのモタついたスピードリッパーは本質がマイル〜中距離が活躍の舞台か。前走は新馬並みのラップを刻んで逃げ切ったクリアンサス、行くしかないモアグレイス、控える競馬は発展途上なフォーエバーマーク、レベル微妙な休み明けのマイネショコラーデに乏しい強調点ならば、はっきりした芝適性を示さなくてもダートの強さは超一流のアイアムアクトレスを狙いたい。