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札幌裏読み

ローカル
11R

 

札幌11R3連単フォーメーション5→2、8→

2、8、11、6、4、7、3 (12点)

5→11、6、4、7→

2、8 (8点)

3連複フォーメーション5−2、8−

2、8、11、6、4、7、3 (11点)

エスポワールシチーは千七以上で一線級相手にいぜん控え競馬でも通用すると思っている鞍上とのコンビが続く限り、前走のような負けレースが続くだろう。まったく教訓になっていないジャパンCダートや平安Sの敗戦。よほど番手競馬が気に入ってるのか、なぜかハナ切れるスタートを決めてもあえて控えて展開負けになるというちぐはぐな競馬が続いている。エーシン程度の逃げで平均より速くなることは考えにくく、ペースが読めない弱気な鞍上なら逃げ馬のペースに合わせて瞬発力勝負に賭けることが簡単に予想できる。3角過ぎから一気にラップが上がるサバイバル戦を59キロを背負って凌ぐのはゆっくり下り坂の元王者としても厳しい。再び番手で挑めば前走の二の舞は避けられない。

ローマンレジェンドが5連勝を決めて元王者に引導を渡す。一戦ごとに凄みを増している上がり馬。以前は前々の粘り込みが好走パターンだった先行型をマクりも可能になる自在性を兼ね備えた差し馬として変身させた鞍上との呼吸もピタリと合っている。3走前に時計勝負にメドを立てて、前2走は追えば追うほど伸びるという加速的な末脚。さらに前走はレコード勝ちのおまけ付きで圧倒した。ぶっち切った2着馬トウショウフリークが次走オープン特別を楽勝にも示されるレースレベルの高さで、すでにこの馬が重賞級であることの証ともなった。交流重賞出走のためにここで確実に賞金加算が命題。下り坂の元王者とは斤量3キロ差。とりこぼしは許されない。

ヤマニンキングリーは休み明けの7歳馬で狙いづらいが、まだ見限れないダートのキャリアの浅さ。4走前のダート初戦となった内容が強烈なインパクトで、とにかくスタート直後の行きっぷりに結果が左右されている。3走前と前走はまったく流れに乗れず、致命的なズブさがネックで不発。前々走は初コースにもかかわらず、驚異的な時計決着で仕方なしの惨敗ならば、些細なきっかけから一変しても驚かない。とにかく前々が絶対条件。

グランドシチーは並びかけるのが精一杯だった前走からもうひと回りの成長を期待したい。前走で重賞はまだ2戦目。オープンのキャリア5戦で年齢的にも良化余地を残している。前走の相手は先週、重賞4勝目を連勝で決めたシビルウォー。3着馬に8馬身差なら納得の2着ということ。癖馬のテン乗りがどちらへ転ぶか。この相手に大マクりは通用しない。

サイレントメロディは実績的に劣るが、札幌ダート(2000)に逆転の可能性を賭ける。パサパサの良馬場でも雨の道悪でも水準以上の時計を連発中の前4走に確かな成長が示されている。距離もコースもベスト条件。ひと叩きの理想的なステップでさらなるパフォーマンスか。いずれにしても中団から力試し。