13、9⇒4、12、6、7、18 (30点)
13、4⇒12、6、7、18 (24点) 13、12⇒6、7、18 (18点)
12-13、9、4、6、7、18
上がり34秒台以下が16度の切れ者もあと一歩のレースが続いていたサドンストームは、道悪と直線の長さで主役に躍り出る。確かに理想は直線平坦だが、京都千二では直線が短すぎて届かない歯がゆい競馬。直線の長さがそのまま良績になる追い込み馬にとって理想的な好条件だろう。中京(002101)はファルコンS3着、CBC賞3着、オープン特別13着(3着に0秒3差)、高松宮記念4着。稍重を含んだ道悪(102210)でますます色気づく。
ベステゲシェンクはスプリント界を担う次世代の予備軍まで成長してきた。前々走が初重賞と思えぬ充実ぶり。前々走は掛かり気味の折り合いながら、2着サドンと上がりは同タイムのメンバーNo2。前走は4角で隣の馬に何度もぶつけられる厳しい流れを凌いで0秒2差まで迫っている。中京2戦2勝。未知なる馬場もイメージ的には悪くない。
牝馬のレベルを過信すると痛い目にあうが、ウリウリだけは別格か。前走は実質ハンデ頭。2年ぶりの牡馬混合で着差以上の強さでレコード勝ちは、以前よりひと回り以上のレベルアップを示している。千四(111100)で千六より時計のレベルも安定感も上。スプリンターとして目覚める可能性が強まった。
ダンスディレクターはいぜん半信半疑だ。確かに前走は不完全燃焼。直線ラチ沿いのコース取りを選択したのが裏目。行き場を失って残り300からまったく追えない不運はあったが、オープン特別でさえ出走経験のない上がり馬がタフな条件のGⅢでいきなり結果を期待するのは酷だろう。最速上がり連発の末脚自慢にとって道悪もイメージが悪くなるだけ。 |