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福島裏読み
関東
11R
関西
11R
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福島11R

3連単フォーメーション12⇒11、14、3、5⇒

11、14、3、5、13、10、4 (24点)

3連複フォーメーション12-11、14-

11、14、3、5、13、10、4、16 (13点)

平場でも重賞級のレベルの高さを経験してきたミュゼゴーストに格下感はない。重賞勝ちも時間の問題と前々走で確信している。翌日の1000万より0秒4速い時計決着。馬場差を割り引いても価値のある2分割れで、とりわけ上がりレースラップに注目できる。全11秒台はもちろん、加速するラップだから中身が濃い。前走は超スローとはいえ、再び加速する上がりレースラップを連発。初の関西遠征、直線ラチ沿いで少し窮屈な追い比べとなったことを考慮すれば納得の0秒1差だ。馬群を苦にせず、マクりOKの自在性でサバイバルになりやすい福島替わりはイメージどおり。

アンビシャスは前走をどう判断するかで二分する。確かに見た目には強さだけが光った。大逃げの特異な流れで掛かり気味の折り合い。それでも直線入口では手応え十分で最速上がりの差し切り勝ちは一応の評価はできるが、追い込み馬向きのハイペースや直線馬群を捌きやすい流れだったなど数々の条件が揃ったことも否めない。数字ほど切れ味を感じられなかった末脚からもまだ成長途上であることは間違いない。3走前は残り100であっさり交わされて、前々走は4角で勝ちを意識できた手応えだったにもかかわらず、追ってモタついた失態は忘れられない。距離も千六ベター。

レアリスタの最大の弱点は経験不足に尽きる。前2走の5ハロン通過がそれぞれ62秒6、63秒0。超スロー、実質上がり競馬だけの経験はいかにも心細い。前々走の道中の位置取りは外々、前走はいつでも抜け出せる好位。馬群でくしゃくしゃにモマれた際に前2走のような瞬発力が発揮できるとは思えない。

せっかく復活のきっかけをつかんだナヴィオンがまたも千八始動というレースマネージメントの悪さ。走る可能性はあるが、これだけはっきり距離適性が示されれば、少なくても休み明け初戦で選ぶような条件ではない。前走で直線馬群からの追い比べにも弱さを露呈ならば、残された道はただただ4角ブン回し。

アッシュゴールドナヴィオンより深刻。千八始動も微妙だが、それ以上に完成度の低さがネックになっている。デビュー戦惨敗の悲劇が前走で繰り返されたように秘めた能力は感じられても、まだまだ気性の幼さが抜け切れない。そもそも前走の突然の失速はスタミナ不足の可能性もあるだけに強調点を見出すのに苦労する。ひとまず叩き台。

グリュイエールも前走で距離適性がはっきりしている。千六と千八では内容が変わった。二千のレコードホルダーだが当時、時計の出やすい馬場だったと納得。前走が本来の姿ならば、再び前々走までのようなジリっぽさに戻るのが自然な流れか。いずれにしても雨待ち。

ロジチャリスの前日人気は意外だった。3走前の1着ジャストドゥイングは結局、約7か月後にようやく千二で勝ち星。3着ストリートキャップも約7か月後に千六で勝ち鞍。4着アドマイヤピンクは人気になり続けていまだに1勝馬。前走の勝ち馬コスモナインボールはその後フタ桁着順を連発。2着スワーヴジョージが5月になって連勝を決めたようなレースレベルの低さだからだ。前走は同日千八の500万より5ハロン通過が遅かったにもかかわらず、最速上がりが同タイム。前3走は相手に恵まれたことが数字的にも証明されている。

サバイバルレースになって台頭してくるグランアルマダは面白い存在になる。とにかく前2走の内容がいい。前々走は残り4ハロンから11秒台。バテそうでバテないしぶとさで結局振り切っている。前走は同日二千のマーメイドSより5ハロン通過が2秒2も速いペースを明らかな早仕掛け。それでもギリギリ凌いだ内容は着差、着順以上の価値を見出せる。ここもムチを連打して徹底先行。