14、３⇒12、９、４、５、２　(30点)

14、12⇒９、４、５　(18点)

14－３、12、９、４、５、２、７

７歳以上のロートル馬が６頭も存在するレースでは、前走で勝てるレースを取りこぼしたプラヴィッシモの連闘策が不気味になる。厳しい条件になったことに変わりないが、前走は鞍上の勝負勘の衰えを象徴するレースだった。４角まで抜群の立ち回りながら直線で行き場を失って右往左往。ラチ沿いを選択ならば一気に突き抜けたものの、外目の意識が強すぎて前がクリアになるまで外出しの時間がかかりすぎて、実質残り150だけでは競馬にならないのも当然だった。それでも０秒３差が地力強化の証明。終わってみればこの馬より後方だった勝ち馬にラチ沿いから抜け出されて快勝で、コース選択の悪さが決定的になれば納得の乗り替わりに妙味が出てくる。千四(４２３１１２)から千二(１２０００４)の落差から伝わる苦手意識。トリッキーな中山が初コースで外枠を引く不運も重なったが、これだけ相手が低調ならば展開ひとつ。

ひと昔前までならば考えられないほど低調メンバーが揃って前走１着の数字が光ってくるが、メラグラーナは重賞で通用する数字の裏付けはない。３走前は午前中より若干雨が降ったが、同日の２歳未勝利よりわずか０秒５上回った時計。前走は翌日の1000万より上がり時計が０秒２劣って、勝ち時計が０秒３上回った程度の数字。いずれも重賞どころか、オープン特別級にも届かない平凡な数字で高く見積もっても実質1600万をわずかに上回った程度になる計算。前々走の惨敗と平凡な持ち時計をリンクさせると、ごく普通に人気先行の嫌い。