7⇒1、9、11 (18点)
走るたびに驚かせる成長力がディープ産駒の特長だが、カデナは超エリートのディープ産駒とはどこかイメージが違っている。ここで圧勝しても驚かないが、あっさり凡走しても納得できるのが現状。前走のようにスタート直後に置かれた時点でレースが終わるのがベストアプローチ。3戦連続で手替わりが吉と出るか、凶と出るか。兄以上のレースセンスの良さを母から受け継いだが、非力に映る馬体の繊細さはこれもまた兄以上。後方で掛かり気味だった前走よりも気性難が出ればもうギブアップ。走りが子供そのもののタンビュライト、前走から一変して外枠を引いたダイワキャグニーが経験レベルならば、意外性のコマノインパルス。上がり時計は3戦連続でメンバーNo2。3角過ぎから徐々に動いて4角前に一気のスパートだった前走はまさに中山二千ベストをにおわせる乗り方だった。 |