5⇔11、7、8⇔11、7、8、2、6、14 (39点)
5-11、7、8-
11、7、8、2、6、14、3、12 (18点)
スプリンター路線同様に重賞馬が日替わりになっている超低レベルのマイル路線で絶対的な存在になりうるグレーターロンドンが回避。主役不在となって一気に混戦ムードとなった。良馬場でもディープ産駒が苦戦を強いられている最近の中山馬場でパワー優先の中、キャンベルジュニアの前走はイメージ一新の走りに活路を見出せた。どこか淡泊な競馬が続いていたが、最近は一戦ごとに地力強化がうかがえる。6走~3走前まで上がり時計メンバーNo6~14で推移していた瞬発力が、ここ2戦はNo2、3。何より千六でも掛かり気味になる気性の難しさが解消していることは頼もしい。昨年のこのレースで惨敗は、いかにも鞍上との呼吸の悪さがすべての敗因という折り合い難で割り切れる。コンクリート馬場よりソフト馬場が理想的な上がり馬。数字以上の強さだった前走の再現を狙う。
グレーターロンドンが勝ったレースは勝ち馬以外はまったく強調点が浮かばない。同日の二千二の未勝利より5ハロン通過の遅い超スローで上がり33秒5以下が及第点。それまで重賞で掲示板の遠かった2着ダイワリベラル、重賞経験の少ないロジチャリスなど、着順どおりに受け取れないのが現状。東京新聞杯も同じようなレベルだろう。過去10年と比べてダントツのワースト1となる勝ち時計。同日の未勝利千八より5ハロン通過が遅いラップになっては正味3ハロン競馬として割り切るしかない。上がり32秒台が実に7頭。メンバーNo4のロイカバードでさえ、半信半疑になるのもごく自然な結論。
瞬発力勝負ではモロさ同居もマイネルアウラートは無意味な控える形だったことも事実。掛かり気味の折り合いから0秒4差に踏ん張れたと納得。ハナを切った形なら見直せるか。グランシルクは稍重(010001)。2着時は上がり33秒台で良馬場に近かった状態だったことを考慮すれば、やはり道悪下手のイメージが強まる。 |