2⇒9、7、8、3、14 (60点)
9⇒7、8、3、14 (36点)
2、9-2、9、7、8-
7、8、3、14、4 (19点)
2年のブランクから立ち直ったシャイニングレイは、今後の重賞路線の注目株となったが、それでもさらなる距離短縮で初のスプリント挑戦になると話は別。確かに短距離は血統的にイメージどおり。完全に引っ掛かりながら勝ちっぷりの良かった前走からも距離適性の高さを示しているが、勝ち時計は驚くような数字ではない。現実に2着トウショウピストは13番人気、3着ティーハーフは約2年ぶりの馬券圏内だったことを加味すれば、恵まれた相手だったことは否めない。古馬相手の重賞、初距離、道悪など、数々の試練を越えなければならない悪条件にしては人気になりすぎの嫌い。
ティーハーフは以前の輝きが戻りつつある。千四未勝利の生粋のスプリンターが、3走前に最速上がりから0秒4差の4着。前走もメンバーNo2の上がり時計で0秒2差に食い込んでいる。この勢いはまさに血統どおりか。世界レベルの兄ラッキーナイン同様に7歳からさらなるレベルアップのイメージが計算可能になってきた。いずれにしても休み明けだった4走前と同じ舞台。道悪歓迎のパワータイプはローテーション的にも理想の条件が揃った。
トウショウドラフタの前走は最悪の騎乗だったと断言できる。スタートミスは想定内としても、道中は完全に引っ掛かり、直線入口では外へ出しすぎの大ロスにコンビ間の限界、新鮮味のなさが表れているだろう。左回りに良績集中のレフティー。それでも右回り、初の千二で最速上がりとなった前々走が変身のシグナルとすれば、得意な道悪と叩き3戦目でごく普通に前走以上の期待が高まってくる。
休み明け2戦の内容の悪さは鞍上の資質の低さがそのまま結果に反映しただけ。セカンドテーブルはうまく立ち回れば、手薄な重賞で馬券圏内可能な底力は備わっている。千二(224104)、持ち時計はこのメンバーでNo5。稍重(010102)、モマれにくい外枠を引けば、少なくても前2走より走れるだろう。好位差しよりも決め打ちの積極策がしっくりくる。
前々走のレコード勝ちが示すとおりにトーセンデュークは良馬場が輝ける舞台。中京(110012)、叩き2戦目(031102)など強調できる数字は揃っているが、初の千二、裏付けのない道悪で一気に急降下。大外枠を引いてさらに窮地に立たされる。
エイシンスパルタンは悪夢の京王杯がよみがえる。完全に引っ掛かる折り合い難。予想以上にペースが遅かった程度で四苦八苦する鞍上には嫌気が出ている。この馬とのコンビで5勝、今年約4年ぶりに重賞制覇した鞍上の勢いを加味してもイメージは良くならない。とにかく重賞では気楽に乗れる立場のみ狙える鞍上のレベル。休み明け(201010)、稍重、重(120001)だけが強調点。 |