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函館裏読み
ローカル
11R
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函館11R

3連単2軸マルチ11、12⇒10、7、1、9 (24点)

11、10⇒7、1、9 (18点) 12、10⇒7、1、9 (18点)

3連複1軸BOX11-12、10、7、1、9、16

距離を延ばして背伸びしたGⅡ挑戦。ツクバアズマオーの前走は見事なまで壁にぶち当たった結果だが、得意な距離に戻せば話は別。二千(421112)で掲示板外は中1週で挑戦してブービーだった京成杯と2度とコンビを組むことがないほど内容の悪かったテン乗りの2戦だけ。低調なメンバーの中山金杯だけのタイトルホルダーとしても、絶対的な安定感のある二千では胸を張って挑める。唯一の死角とすれば時計のかかる洋芝から時計が求められる馬場に変身したことだろう。函館(123110)、札幌(100110)を重視すれば貫禄の中心馬だが、今年の馬場は完全なるスピード馬場。二千の持ち時計はこのメンバーNo11。はっきりとスピード不足を示している。落ち目の鞍上からも意外性が感じられない。取りこぼし覚悟の狙い。

サトノアレスのレベルはここではっきりする。前走はあくまで超スローの瞬発力勝負。低調すぎる相手にも恵まれただろう。いくらペースが遅いとしても、同日の古馬500万より勝ち時計の劣ったオープン特別など何の強調点にもならない。いくらか強引に立ち回ったとはいえ、メンバーNo3の上がり時計に前走のメンバーの中でもごく標準レベルだったことが表れている。最近、掲示板も遠かった2着馬より劣る数字にレベルの低さをにおわせている。距離は1戦だけの経験、この世代以外は不良債権馬揃いの厩舎が重賞勝ちほしさに強行軍のローテーションなど、懸念材料が揃いすぎている嫌い。

ステイインシアトルの弱点は鞍上だけと断言できる。とにかく乱ペースなどのアドリブに弱い。ため逃げのないヤマカツ主導の流れではペースを見極めることができなくなるのがここ最近の傾向。必要以上に控えて結局引っ張り殺すレースを連発すれば、行くしかない逃げ馬とのコンビは最悪に近いコンビ続投か。いずれにしてもハナか、スローの番手以外の位置取りは通用しない単調さで、時計勝負の裏付けもない。

連覇を狙うマイネルミラノだが、昨年より2キロ増の58キロはしばらく鬼門になりそうだ。経験不足の斤量と最近は地力で勝ち上がるというより、うまく流れに乗った際に勝ち上がるイメージが強い。前走はメンバーNo13でも後方から差されない不可解なレース。前走は4角の前4頭中、3頭で1~3着だったが、唯一前々で崩れたのがこの馬だった。最近の成績から重賞の58キロで巻き返せる計算が成り立たない。

サトノアレスが人気になるレースならば、本来アングライフェンは互角以上の評価ができる。前走の勝ち馬より斤量2キロ増、勝ち馬が動いてから仕掛けるという後手後手の立ち回り。それでも最速上がりで同タイムに持ち込めば、勝ち馬と同等のレベルは間違いない。ダート馬が3着のレースでサトノ同様にあくまで半信半疑。サトノと共に躍進か、共倒れか。