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札幌11R

3連単フォーメーション6、12、13⇒6、12、13⇔

6、12、13、10、8、2、7、4 (66点)

3連複BOX6、12、13、10、8

同日1000万より5ハロン通過が0秒7も遅い超スローで勝ち時計はわずか0秒6上回っただけ。ヴィクトリアMのレースレベルははっきり低い。その中でアドマイヤリードの前走は鞍上の好プレーがすべての勝因。人気馬としては強調点の乏しさが否めない。道中は馬場悪化のために全馬がラチから離れた追走になったが、この馬と鞍上ミルコのクイーンズリングだけは直線入口前にガラガラのラチ沿いを立ち回ってまったくロスのない競馬。まさに日本人騎手との資質の差。直線では徐々に外を選択するコース取りから前が壁になっても焦ることなく、前が開くのを待って突き抜けている。ほぼ直線だけの競馬で楽勝はこの馬が強いのか、他馬が低調すぎたのかは微妙だが、いずれにしても勝負どころは内外同じような馬場状態にもかかわらず、ほとんどの馬が4角で外を回りすぎた事実に変わりない。脚質的にも小回りコース替わりにプラスがなく、GⅠ馬の威厳は感じられない。

アエロリットはさらなる試練が待っている。前走までのイメージは典型的なマイルまでのスピード型。前走の道中は鞍上が苦労するほど行きたがって、かなり外を回って落ち着かせようとしていた。前日の3歳未勝利1分34秒1が出る超高速馬場で、時計そのものはごく標準レベル。さらに差しの利かない馬場でロスなく立ち回ったことを考慮すれば、数字にもレースぶりにも価値を見出せない。重賞で奇襲策がほぼ裏目に出ている鞍上は早々にレースを捨てるという引退間近な騎手にありがちな不安定さも強調しなければならないマイナス材料。未知なる距離延長になるとますます勝機が遠のくか。

マキシマムドパリはまだまだ狙える。前走の乗り方こそがベストの勝ちパターン。勝負どころから早めに動くマクり競馬がやはりしっくりきた。直線で完全に前が壁になってレースを捨てた前々走が論外となれば、実質重賞2連勝。千八(213001)に函館(101000)の洋芝、小回り適性が加われば、少なくても前走からパフォーマンスが落ちることはない。人気になっても同じような乗り方ができるかどうか。鞍上の手腕が問われる。

休み明けでいきなり久しぶりの上がり33秒台となったエテルナミノルは前走がターニングポイントになりそう。イメージ一瞬の瞬発力。どこかジリっぽく、常に相手なりまでの劣等生からひと皮むけたことは間違いない。前走の勝ち馬はGⅠも狙えるエリート。勝ち馬より上回った上がり時計で単純な直線だけの上がり勝負を4着馬に0秒7もち切ったことは大きな自信になった。理想は前走より馬体増。

誰かの進言としてもパールコードの前走はあり得ない挑戦だろう。芝ですべて掲示板確保の馬を突然ダート交流戦に挑む無謀さ。もちろん、百戦錬磨のダート馬に抵抗できるはずもなく、入着賞金を拾うために使えるレースをただ使っただけと割り切るべき。芝、ダート兼用馬は突然リズムが狂う嫌いはあるが、千八(101100)は負けても0秒2差という絶対的な安定感は無視できない。極限の上がり勝負で苦労してきただけに、洋芝替わりは大きな刺激になる可能性も高い。休み明け(000110)でテッポーOK。