2⇒15、13、17、1、8、7 (60点)
2-15、13、17-
15、13、17、1、8、7、10、9 (18点)
2、15、13、17、1
人馬ともに経験値がすべてという直線競馬で前走3着に価値を見出せる。アクティブミノルは久しぶりの小回りで重賞勝ちが視界に入った。今回は何ともいい流れで走る条件揃い。小倉初コースは意外だが、函館(200100)が示すとおりに小回り、平坦コースは経験以上に相性はいい。問答無用の逃げに構えてこのメンバーでNo2の持ち時計。とにかく自分のスタイルに持ち込めば、ある程度の厳しい流れにも我慢できる底力を兼ね備えている。古馬になってからは徹底したスプリント路線で経験を重ねて確かな地力強化。重賞2勝にもかかわらず、56キロで挑める有利な条件なら結果だけにこだわることができる。
ミッキーラブソングは化けるなら今回だろう。千二のキャリア不足で評価を下げたが重賞7戦中、掲示板4回の底力は展開ひとつのレベル。ひとすぎる乗り方だった前走でも0秒9差が手薄な重賞で通用することを物語る。各馬が勝負どころで仕掛けを我慢しなければならないハイペースを唯一早めに動き出すペース音痴ぶり。先行馬総崩れの結果からも、いかに下手に乗ったかが伝わるだろう。未熟な鞍上から乗り替わってこのメンバーで千二の上がり時計No2の位置づけ。さらに小倉(100010)、休み明け(110112)。走る条件は揃った。
函館スプリントSはレースレベルが微妙だ。勝ち馬ジューヌエコールは桜花賞以来の休み明けで古馬の重賞初挑戦で大楽勝。3着エポワスは9歳馬。次走はオープン特別1番人気で惨敗している。さらに同日の古馬500万よりわずか0秒7だけ上回った勝ち時計も物足りなさ。超高速馬場でレコード当然の状態だったということも裏付けられている。メンバーも時計ももうワンランクアップほしいのが本音で、千二(440300)のキングハートはいぜん半信半疑。前走はいつもより消極策だったことで鞍上の初重賞制覇の重圧を感じられれば、イップスやポカがあっても驚かない。いくらか見込まれすぎたトップハンデ。
プレイズエターナルはもうひと花の可能性を残す。展開さえはまれば突き抜けて当然の瞬発力はまだまだ健在。前走まで4戦連続の最速上がり、前走でもメンバーNo4、前々走は自身の上がり時計ベストを叩き出して千二限定の上がり時計はこのメンバーNo1にも表れている。一見不器用でも意外なほどコース巧者で小倉(021000)。
好走と惨敗を繰り返してきたファインニードルはひと皮むけたイメージがある。昨年の暮れの不振から立ち直って、大きく崩れなくった安定感から千二(420103)。前走で時計を一気に詰めた数字がそのままここでメンバーNo2の数字なら胸を張れる。休み明け(000102)の減点より、稍重、重(110200)を強調。馬場が渋った際に怖さ。
重賞の人気馬では買えないが、人気薄のみの狙いになる鞍上配置のアルティマブラッドは無視できない。休み明け(110014)で本質、叩き良化型が前走で0秒8差。叩き2戦目(201102)でこれまで派手なイメージがなくても前走以上のパフォーマンスは確約できる。加えて千二(451225)で稍重、重(020111)という確かな実績に怖さ。雨を待ちたい。
ダイアナヘイローは惨敗覚悟の狙いになる。今年の初めは1000万で掲示板も遠かった完成度の低さ。3走前にようやく500万快勝でリズムに乗ってきたが、前々走は1~3着までが同じ最速上がり。前走は同日の500万よりわずかに上回った程度。いずれも前残りの展開の利に助けられたことが大きな好走要因で、数字的には重賞通用の根拠は浮かばない。 |