６⇒８、10、12、13、１、14、５、４　(168点)

８－６、10、12－

６、10、12、13、１、14、５、４　(18点)

６⇔８、10、12、13、１、14、５、４

馬よりも鞍上の成熟待ちというのがハイランドピークだ。何度取りこぼしても乗り替わりなしという恩情の連続。先行馬ながら他力本願型の鞍上のために自らレースを造れないことが致命的な欠点となっている。３走前はハイペースに巻き込まれて完敗。前々走こそ流れがはまったものの、前走は早仕掛けが裏目に出て最後完全なる失速で着差以上の惨敗だった。言われたとおりの控えなのか、ハナを切る気がなければ好走する可能性は低いか。はっきりしていることは馬が一流で鞍上が三流。屋根がどこまで足を引っ張るかの引き算方式の狙い馬。

ヒラボクラターシュは３走前まで決め手不足で一進一退のレースが続いたが、前２走の最速上がりで本来の姿に戻ったか。もとよりレパードＳ２着、古馬の重賞初挑戦だったシリウスＳ４着の実力馬。初ＧⅠだったチャンピオンズＣでは５着オメガパフュームにわずか０秒２差だった。大型馬が連闘で叩き３戦目(０１００００)。中山千八(２１００００)の舞台でイメージどおりの乗り替わりは心強い。

連勝が続くロードゴラッソでも重賞になると平凡な時計が並ぶ。前走でも同日の1000万で１分52秒６から、ごく標準的な勝ち時計に価値を見出すことが難しくなっている。テーオーエナジーのオープン特別２連勝はいかにも展開の利。同世代の重賞でまったく太刀打ちできなかった黒歴史からも、前走の惨敗がこの馬の能力基準の可能性が否めない。