5、3⇒5、3、6、9、4⇒
5、3、6、9、4、2、1、15 (48点)
5-3、6、9-
3、6、9、4、2、1、15、13 (18点)
5⇒3、6、9、4、2、1、15、13 3⇒6、9、4、2、1
2歳春、夏の競馬は完成度の差が一番大きいことからも着差で能力を測れないが、それでもタイセイビジョンの前走は豪快さが際立つ内容だった。3着に1秒2、4着に1秒7差。4角で馬なり先頭のひとマクりからムチを使わず、後続をぶっち切った。2~4着馬の4角の位置取りが8、4、4、4番手からもうかがえる前々には厳しい流れ。追うほど伸びる瞬発力でメンバーNo2の上がり時計は前々の位置取りなら称賛できる内容だろう。地味な血統と思えぬ切れ味。新進気鋭の調教師とのコンビでさらに化ける可能性を秘めている。
馬場は一段階、回復したとはいえ、同日の3歳未勝利より時計で0秒5、レースの上がりで0秒9も上回ったことは大きな自信になる。レッドヴェイパーのスピード、瞬発力はもちろん、レースセンスの良さがうかがえた内容でもあった。ハナも切れた好スタートからあえて控えてがっちり折り合う。ゴール直後に2着馬に交わされた形の辛勝はアクシデントがあったローテを考慮すれば、大きな減点材料にはならないだろう。いずれにしても馬体増が理想の小柄な牝馬。
マンバーの前走も好感触。2着馬を終始意識できた流れとメンバー構成とはいえ、4角前に一気の仕掛けから残り1ハロンで先頭。そこからさらに突き抜けた内容は褒めていい。連闘で勝負がかり。持ち時計No5以上の怖さ。
このメンバーで千二のレース上がりラップがすべて11秒台にまとめたレースを経験したのはパフェムリ1頭だけ。雨降りの良馬場を考慮すれば、1分9秒台並みの価値はある。最速上がりに0秒1差だった瞬発力とスタートセンスの良さは侮れない。
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