10⇒11、12、14、3 (36点)
10⇔11、12、14、3、9
レースレベルが上がるほど瞬発力不足に泣かされてきたリシュブール、ランフォザローゼスの全妹ならば、レッドルレーヴに怖さはないだろう。いまだ上がり33秒台の経験なし。とりわけ前走は上がりレースラップがすべて12秒台以上という各馬がバタバタの中での差し切り勝ちに何の価値も見出せないのが現状だ。
ミアマンテにも同じような懸念材料がある。典型的な早枯れ血統。ミスエルテ、ミカリーニョ、ミディオーサの姉らはすべて違う父で同じような先細り戦績ならば、逃れられぬ必然的な運命。道悪2勝で時計勝負でも瞬発力勝負でも苦戦は逃れられないか。
シーズンズギフトは前2走のレースレベルの低さが気がかり。いずれも上がりレースラップは最後の2ハロンだけが11秒台。いかにも相手に恵まれた2連勝で、何より名手からの乗り替わりとなった鞍上弱化が最大の減点材料だろう。前半で徹底待機のマクり競馬か、終始外を回ってドン詰まりを避けるためにロス覚悟の安全策かになれば直線半ばで脱落する姿が浮かぶ。
基本的には重賞経験馬を重宝すべき。ポレンティアの実力は本物とみている。前走は過去10年でNo2の勝ち時計。レースの上がり時計もNo2タイ。ある程度の馬場差を考慮しても、11年のダンスファンタジアに次ぐ勝ち時計で上がりがその年より1秒6も速い数字は十分すぎる。折り合いに課題を残しているだけに早々、馬群に入れることができるかどうかだけ。
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