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新潟裏読み
関東
1R10R
11R
ローカル
10R11R
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新潟11R

3連単1軸マルチ5⇒1、10、8、9、14、12、16、15 (168点)

3連複フォーメーション1-10、8、9-

5、10、8、9、14、12、16、15 (18点)

連覇を狙うライオンボスにはまったく妙味がない。昨年の覇者といってもすべてに恵まれただけだった。前日の古馬1勝クラスより勝ち時計で0秒5も劣るという考えられない低調ぶり。前半3ハロンが0秒5も遅かったにもかかわらず、上がりで0秒1劣ったことも驚きだった。過去10年の良馬場限定ではズバ抜けて遅い勝ち時計からも、古馬2勝クラスに届かないレベルだったことが裏付けられている。3走前は前日の重馬場だった古馬1勝クラスより時計が劣って、前走は前日の古馬1勝クラスよりわずかに上回った程度。結局、展開の利を連発程度の距離適性で、同型が少しでも突っ張れば淡泊な一面が再び浮き出てくる可能性が高い。本来、重賞では足りない能力の馬と重賞で計算しづらい鞍上とのコンビ。勝っても惨敗しても納得できる。

ここまでくればラブカンプーのくじ運の悪さは逆にあっぱれとしか言いようがない。直線千(010003)だが、これまでの馬番は8、1、2、4番枠。この中で唯一まともな枠順だった2年前のこのレースで2着から条件さえ合えば決して悪い条件ではない。それでも当時51キロだったことは見逃せない事実。今年は再び内枠で斤量は前走から5キロ増の56キロ。55キロ以上で馬券圏内の経験もない非力な牝馬が、枠順もハンデも厳しくなり、致命的な鞍上弱化では無抵抗の惨敗しかイメージできない。内外関係なくなるぐらいの大雨をひたすら待つだけ。

これだけ行きたい馬と行くしかない馬が揃って馬場悪化を考慮すれば、前々で生き残るには相当な底力が必要になるだろう。ライオンを含めて厳しい流れに耐えられるような実績ある馬が不在ならば、共倒れという決め打ちで差し追い込み馬に注目したい。
狙いは前走で脚を余した2頭。まずはナランフレグ。オープンと思えぬ前々有利の流れで上がり31秒台がわずか3頭だけの中での最速上がりに価値。3走前の重賞でも最速上がりならば、磨きのかかってきた瞬発力は年齢的にもまだまだ上積みの計算ができる。
ノーワンも不気味な存在だ。12番人気のフィリーズRで初重賞勝ちを決めた後、掲示板確保は1度だけだが、スプリンターズSは3着に0秒6差。阪神Cは2着に0秒2差、前走は3着に0秒3差など、随所に重賞ホルダーらしさを示してきた。とりわけ前走はわずか4頭だけの上がり34秒台の中で最速上がり。前半で置かれすぎて斤量53キロだったとはいえ、9戦ぶりの最速上がりで少なくても体調の良さには太鼓判が押せる。前々走で持ち時計更新を加味すれば、オープンにも届かないかという相手に大駆けがあっても驚かない。