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函館裏読み
関東
11R
ローカル
11R
JRAホームページ

函館11R穴推奨レース

3連単2軸マルチ3、6⇒8、12、1、5、9 (30点)

3、8⇒12、1、5 (24点) 3、12⇒1、5 (12点)

3連複BOX3、6、8、12、1 馬単3⇔6、8、12、1、5、9

マジックキャッスルは人気になるほど妙味なし。結局、相手の実力問わずという典型的な相手なりまでのレベル。新馬と牝馬重賞だけのたかが2勝馬。強い相手でも弱い相手でも重賞2着4回が決定力不足を物語っている。いずれにしてもディープ産駒は短い期間で絶頂期を迎えるのに特長。崩れないが勝てないレースを長く続けたGⅢ1勝馬のダコール似では、ここでも勝つイメージをしにくい。55キロで連対なしの馬が酷量の56キロ。未経験の千八、初コース、パワーが求められる洋芝も未知数など、数々の条件で確かな裏付けがない。これまで以上に脇役感が強まる。

同じディープ産駒のドナアトラエンテは千八のスペシャリストとして完成されたが、この馬もマジック同様に死角も多数見え隠れする。まずは軽い馬場に良績が集中の瞬発力型。前走は5ハロン通過が同日の3歳未勝利並みという超スローにもかかわらず、ラストが12秒台という超平凡なラップに助けられただけ。中身としては古馬3勝クラス程度のレースレベルとみていい。休み明け(331000)でローテに不安なくても、重賞で通用するかどうかは依然、未知数。

シゲルピンクダイヤの悲劇は使えるレースをすべて使ってくるというレースマネージメント力の低さだろう。距離を絞ってスペシャリストに育てるより、目先の賞金ほしさに使うからこそ、たった1勝しかできない勝負弱い馬として完成されてしまった。距離延長と短縮を繰り返して新鮮味のない鞍上にこだわっていることも足を引っ張っている。決め手のない馬を錯覚してひたすら控える競馬に固執すれば怖さなどますます薄れているのが現状。初の洋芝だけが頼り。

テルツェットの試練はこれから降りかかるか。前々走はあくまですべての面で恵まれただけ。レースの上がり時計が重賞で35秒台という考えられない低レベルな数字で、標準以下の勝ち時計からも8歳馬の勝った昨年と同程度のレースレベルの低さとみていい。自慢の瞬発力のはずが前走で最速上がりより0秒9も遅かったメンバーNo9の上がり時計。GⅢでも通用するイメージが浮かばなくなったのも自然な流れだろう。徹底した千六路線から方向転換のここはあくまで経験レベル。時計決着に良績集中から条件的にはかなりハードルが高い。

狙いはフェアリーポルカ。キャリアのほとんどを同じ鞍上に固執したため、長いプチスランプに陥ったという英断の遅さが出世を遅らせた。鋭さ負けの連続にもかかわらず、待機策を繰り返すような愚策を連発しているような鞍上に託す陣営が悪かったと納得するしかない。時計や実績が上回っても強気に乗れなかった鞍上には相当前から限界がみえていた事実。前2走は単なる追い切り代わり。待ちに待った乗り替わりに加えて、ダートが鬼レベル相手に上がりNo4、2となった前2走が大きな刺激となる。確かなブリンカー効果もあれば、イメージどおりの洋芝で輝きは戻ってくる。札幌(000001)は56キロのクイーンSで0秒2差の6着。