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東京裏読み
関東
9R10R
11R12R
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5R6R
11R
ローカル
9R10R
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東京11R

3連単BOX7、13、15  3連単1軸マルチ7⇒13、1、14、6 (36点)

3連複BOX7、13、15、4、16 3連複1軸BOX7-13、1、14、6

馬単BOX7、13、15   馬単7⇔1、14、6

週中の道悪予想が一変。どうやら極めて良馬場に近い馬場、または高速馬場になりそうだ。1分30秒台の決着か、1分31秒台後半か。どちらにもとれる微妙な馬場状態はお客を含めて鞍上も迷いが出るだろう。少なくてもじっくり構えるのが常識的で総崩れの前がかりになる可能性は低い。仮に大一番前、午前中のレースで驚くような時計か、上がりが出れば、確実に持ち時計と先行力が重要な要素として強まっていく。
いずれにしてもこのレースにとって大事なのは最近の状態の良さ。前4走以内で重賞勝ちか、GⅠ2着またはGⅠで0秒4差以内が近年にある強い好走傾向だ。1分31秒前後の決着では持ち時計、東京マイル経験、先行力。1分32秒前後まで時計のかかる馬場では前走の重賞成績を重視すべき。

確率的に相当低くなったが、まず超高速決着にならない馬場の場合の見解。

稍重だった第1回こそ、1~3着が2、3、4番人気で決まったものの、近年の稍重はイメージを変えなければならなくなるほど一変することは言うまでもない。1分31秒0以下の決着になった"前3年"と稍重だった"17、18年"と比べると一目瞭然の格差、落差がはっきり浮き彫りになっている。

19年
1着ノームコア千六(100000)1351、持ち時計No18。二千(111010)1580、持ち時計No1。
2着プリモシーン千六(320012)1316、No2。
3着クロコスミア千六(101113)1332、No11。千八(101001)1479、No3。

20年
1着アーモンドアイ千六(301000)1309、No4。
2着サウンドキララ千六(533101)1312、No6。
3着ノームコア千六(300100)1305、No2。
21年
1着グランアレグリア千六(501010)1316、No3
2着ランブリングアレー千六(110002)1339、No17。二千(130101)1582、No1。
3着マジックキャッスル千六(030001)1320、No6。二千(110100)1587、No3。

超高速馬場の決着では1分32秒台以下の持ち時計か、または二千か、千八で持ち時計ベスト3以内の馬が独占している。これが稍重になると

17年
1着アドマイヤリード千六(210012)1339、No13。千八(220001)1462、No8。
2着デンコウアンジュ千六(100013)1331、No9。千八(100210)1471、No13。
3着ジュールボレール千六(311010)1338、No12。千八(100000)1480、No15。

18年
1着ジュールボレール千六(412020)1338、No13。千八(100000)1481、No16。
2着リスグラシュー千六(232000)1336、No11。千八(101000)1458、No5。
3着レッドアヴァンセ千六(340012)1334、No9。千八(110001)1461、No7。

千八、二千の持ち時計が平凡でも1分33秒台の持ち時計があれば通用することを証明。さらに稍重決着の1~3着馬は前走重賞で着差が0秒4差以内。しかもこれまで千八以上で勝ち鞍ありという共通点が浮かび上がる。
東京マイルの基本的な要素と牝馬限定戦がリンク。他の競馬場より千六でも"スタミナ"が求められて、"実績より調子"という牝馬特有の傾向が如実に出ている。

道悪の例が少ないとはいえ、この6頭はすべて休み明けではなかった。少なくても前2走で連続の休養している馬は15年以降いない。休み明けのローテになる馬にとって鬼門になることは間違いない。前走が重賞0秒4差以内で千八以上の勝ち鞍があり。しかも連続の休み明けでない馬は内枠からデアリングタクトマジックキャッスルクリノプレミアムレイパパレアンドヴァラナウトデゼルらが良馬場以外の場合での生き残り。

====================高速決着===================
良馬場、1分32秒0以下の決着になると近走重視、数字重視という馬柱どおりの決着になる。過去の稍重も含めて15年以来、前3走以内で重賞1着か、重賞0秒4差以内。これには例外なし。微妙なのがソダシアカイイトソダシの前走は0秒5差、アカイイトは4走前がGⅠ勝ちだがデータ的にはここで脱落。
持ち時計1分32秒0以下でランキングNo6以内か、または千八か、二千の持ち時計ランキングNo3以内が絶対条件になっている。前々走からの連続休養を除外すると内枠からマジックキャッスルレシステンシアレイパパレアンドヴァラナウトデゼルの5頭が該当する。

さらに絞ると時計勝負になった過去3年では前3走以内に重賞勝ちか、GⅠ2着以内の実績で独占。マジックキャッスルデゼルが脱落してレシステンシアレイパパレアンドヴァラナウトのみが生き残る。