 
12、15、6、14⇒
16⇔12、15、6、14、1、11、7 (48点)
12、15、6⇒12、15、6、14⇒16、12、15、6、14 (27点)
16-12、15、6-
12、15、6、14、1、11、7、5 (18点)
12、15、6、14、1、11、7⇒16 12⇒15、6、14
正直、エネルジコは字面だけというイメージが強い。3戦すべてが標準か、標準以下の時計。とりわけ前走は本来ならば2分24秒前後が及第点となる超高速馬場にもかかわらず、それより1秒弱も遅い勝ち時計。2着ファイアンクランツがダービーでまったく通用しなかったこと。3~5着馬が古馬2勝レベルだったことを考慮すれば、辛勝だった馬がいきなり古馬重賞で通用するとは計算上もイメージ上も好走できるように思えないのも当然だろう。絶対的なキャリア不足がさらなる追い打ち。
23年1着ノッキングポイント(キャリア6戦、ダービー5着)
22年3着フェーングロッテン(8戦、二千を5回経験)
18年1着ブラストワンピース(4戦、ダービー5着)
例が少ないが、これまでは十分なキャリアを積んできたか、ダービーで好走しているか。絶対数は少ないとはいえ、これまでもこれからもこの傾向は強く依存していいだろう。極め付きはこれら3頭はすべて54キロ以下。恵まれたハンデの好走だったことは言うまでもない。
千六~千八ベストのクイーンズウォークがまさかのローカルの平坦重賞から始動は驚いた。明らかにこれまで二千の内容は客観的にみても千六、千八より劣っている。二千(200002)の2勝はすべて良馬場以外。いずれも重賞とはいえ、強さというより立ち回りのうまさで勝利が転がってきたイメージが強い。ようやく前走でマイル適性を見出せたにもかかわらず、早くも以前に逆戻り。56キロでも勝ち鞍なしの牝馬が未知なる57キロ。平坦、真夏の良績なしを加えると無理やりねじ込んだ"お試しローテ"覚悟の英断か。いずれにしても目標は先。
前任騎手との相性が微妙だったのか、主戦との相性が良すぎたのか。どちらにしてもシランケドが相性抜群の主戦から乗り替わりで割り引きが必要となる。逃げ差し自在のレース巧者。これまで最速上がり8回という現役屈指の瞬発力型として完成した5歳牝馬で、直近の二千で3戦連続の1分59秒台以下からも牝馬トップクラスまで完成されたことは間違いない。前走もまともな折り合いならば勝っていたという計算が成り立つぐらい。スタートミスから道中は先頭まではるか後方待機はある意味納得できたが、隊列優先なのか、最悪な位置取りで引っ掛かったことをいいわけできない無様な立ち回り。牝馬限定とはいえ、GⅠで勝ち馬より上回る最速上がり。2着の上がりNo2より0秒4、上がりNo4より0秒8も速い数字は歴史的にみても胸を張れる。GⅠ級の牝馬がGⅢを裸同然の55キロで挑めるというイメージで組み立てるべき。
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