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東京裏読み
関東
1R2R
3R9R10R11R12R
関西
1R8R
10R11R12R
JRAホームページ

東京11R穴推奨レース

3連単2軸マルチ10、6⇒9、1、3 (18点)  10、9⇒1、3 (12点)

6、9⇒1、3 (12点) 6、1⇒3 (6点)

3連複BOX10、6、9、1、3

馬単6、9⇒10 馬単BOX6、9、1、3

GⅠ直結レースは今や昔ということを過去の歴史が証明している。勝ち馬がその後GⅠを勝てないのが今の強い傾向。
過去15年では19年ダンノキングリーが安田記念、15年エイシンヒカリが香港GⅠをその後勝ったがその他の勝ち馬シックスペンスエルトンバローズサリオスシュネルマイスターアエロリットリアルスティールルージュバックエアソミュールエイシンフラッシュカレンブラックヒルダークシャドウアリゼオらがその後GⅠを勝てなかった。
古くはオグリキャップバブルガムフェローグラスワンダーダイワメジャーら現役最強レベルの中距離型が必ずステップレースに選択していた頃と比べれば、すでにGⅡの威厳など1ミリも感じない。
さらにレースレベルを測る物差しとして過去10年で前3走以内のGⅠ3着以内の頭数からも如実に表れている。24年1頭、23年2頭、22年3頭、21年3頭、20年1頭、19年3頭、18年2頭、17年3頭、16年2頭、15年6頭。
今年も1頭。しかも頼りない1頭ならばごく普通にGⅢ程度のレベルとして組み立てるのが常識的。基本は前残り決着で少なくても先行か、自在に立ち回れる器用さを兼ね備えてなければならない。
24年1着のシックスペンスはデビュー3連勝でスプリングSを制覇。その後ダービー9着(3人1秒差)。(千八持ち時計No13、千八限定のベスト上がり時計No4)
23年1着エルトンバローズは3連勝でラジオNIKKEI賞を制覇から休み明けで挑んだ。(千八持ち時計No4、千八限定のベスト上がり時計No5)
21年1着のシュネルマイスターは別格で弥生賞2着⇒NHKマイルC1着⇒安田記念3着。

世代トップレベルには敵わず、エリートというイメージのないサトノシャイニングだが、微妙な実績が並ぶ。重賞勝ち、千八経験、上位となる千八限定の上がり時計らの条件はクリアするが、前2走で勝ち鞍なしでなおかつ前2走以内で上がり33秒台以下の経験なしが上の3頭と違うところ。単純にGⅠの着順だけで評価か、過去の歴史との比較で割り引くか。狙うにしてもポカ覚悟の人気馬であることは間違いない。

衰えていることを否めなくなったレーベンスティールは最後通告を避けられるかどうかの瀬戸際だ。瞬発力型の典型的な数字な下り坂を盛り返せなければ、そのまま良くて見せ場までの状態が続くだろう。デビューから6戦連続の最速上がり。海外帰り初戦は不発に終わるも5走前の最速上がり、4走前の上がりNo2で再び本来のリズムを取り戻したが、完全なる鋭さ負けとなった前2走で奈落の底へ突き落させている。基本的に千八以外は微妙な距離適性とはいえ、遅すぎる流れで脚をためたにもかかわらず、前2走は上がりNo14、6に深刻さがうかがえる。
仕上がりにも乗り方にも落ち度がなく、負け続けても高いレベルで人気を維持しているという典型的なマスコミ先導型の人気先行馬。自身の持ち時計を2秒以上も縮めた昨年のエプソムCは59キロを背負って1分44秒7をフロック駆けと割り切れば、鞍上弱化のここで怖さなど微塵も感じない。休み明け(210004)。