13、11、1→13、11、1、4→ 13、11、1、4、15、14 (36点) 13、11−13、11、1− 1、4、15、14、2 (13点) GT0秒4差の4着がそのまま能力。ダノンカモンが得意の千四で崩れることはない。前走はGTとしては超スローで絶対的に前々有利の流れ。勝ち馬トランセンドはドバイWC馬、2着フリオーソは交流GT5勝、3着バーディバーディが2度のGT3着の実績ならば、粒揃いのメンバーで4着だったということ。6戦連続連対の記録は途絶えたが、初のGTで上がり時計は勝ち馬を上回ったことを含めても着順以上に中身の濃いレースだったことは言うまでもない。(3312)の距離なら休み明けでも難なくクリア。 ナムラタイタンは数字以上に太めに映る馬体で昨年秋の充電からプチスランプだったが、前走でようやく軌道修正が完了した。初の千六挑戦が超ハイペース。手ごたえは悪かったが、残り100で力業の差し切り勝ちは時計以上に価値がある。得意の距離に戻れば、凄みさえあったデビュー6連勝の貫禄。千四(6232)で馬券を外した2戦も3着馬に同タイム、0秒3差ならば、ほぼパーフェクトに近い実績を残してきた千四のスペシャリスト。さらに京都ダート(3110)という絶対的な自信で56キロの斤量はいかにも恵まれた。 ケイアイガーベラは内枠を引いて前々走の悪夢がよみがえる。外から被せられる折り合いだった前走で、控える競馬の瞬発力勝負に限界がみえればハナか、番手の位置取りが勝ち負けできる条件だろう。行くしかないトーホウオルビス、インオラリオが外枠から無欲のハナ争い。控える競馬でも結果が出ているアーリーロブストが加われば、大外枠からレコードで逃げ切ったプロキオンS時の強さは望めない。たとえハナが切れても終始ストレスを感じるマークの厳しさ。前走の16キロ減の馬体からも少しずつリズムが狂い始めている。 前走は7歳馬の58キロで休み明けだったエノク。衰えなしを証明する0秒3差ならば不可解な低評価だろう。5走前はダノンに0秒2差。4走前はその後、重賞連勝するセイクリムズンに上がり時計が上回って先着している。 これだけの実績を残して京都(3111)、千四(3112)の条件が加われば、注目は当然。 3戦連続の最速上がりは致命的なスタート難とズブさで強調材料にならないシルクフォーチュンは名手に乗り替わるまで狙いを我慢。これだけ同型が揃うと千四(1030)の勝負弱さが目立ってくるアーリーロブストは主役としてはいかにも物足りない。JRA馬場の時計勝負が微妙なマルカフリートも押せ押せのローテーションと57キロでトーンが下がる。 京都(2311)、千四(4535)のワールドワイドと京都(4432)のシャアはハイレベルで戦績安定。重賞経験の浅さは否めないが、斤量差があったとはいえ、現実にナムラタイタンを苦しめた実績あれば絶対的な能力差はない。いずれも逃げ争いの直後で折り合える器用さ。ケイアイ、アーリーが崩れる展開で直一気。
|
|
|