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13、14→10、11、9、5、16、12 (36点) 13、10→11、9 (12点) 13−14、10、11、9、5、16 前走は重賞2着でも恵まれた展開となった前2走でヘッドライナーの評価を上げづらい。前々走は上がりレースラップに10秒台が含まれているというスロー。前走も番手の馬のマークが緩すぎて3角過ぎまで単騎という展開の利。左右からびっしり競られる直線競馬を耐える姿がどうにも浮かばない。 着順こそ平凡だが、着差からはアポロフェニックスに衰えを感じない。昨年以降、芝千二以下に限れば着差は0秒7、0秒4、0秒6、1秒2、0秒8、0秒6、0秒5。暑さに強い夏馬が直線入口、少し窮屈になって仕掛けが遅れたにもかかわらず0秒5差まで迫った前走で状態の良さを確信。中山で自身最速の34秒0の上がり時計など数字的な裏付けもはっきり。 シャウトラインはすべてにおいて走る条件が揃った。ほぼ確定的な外ラチのコース取り。馬場に泣かされてきたが待ちに待った良馬場。何よりブリンカー着用で生まれ変わった精神面の強さを強調したい。前走は4角追っ付けどおしから意外な粘りが変身の証で、7歳にして自己ベスト更新が状態の良さを物語っていれば、脚質的にも当然の主役。 エーシンヴァーゴウは試練を迎えただろう。内枠の先行馬こそがこれまでポカの傾向が強く、この馬自身もモロさ同居の牝馬として評価は固まっていた。ローテーションの厳しさやスタートミスを割り引いても6走前、3走前の惨敗した悪夢は強烈に印象が残っている。外ラチを頼れた前走はあくまで参考外。 セブンシークィーンは直線競馬でよみがえったか。一時、極端なスランプに陥ったが、久しぶりの勝利だった前々走がフロックではないことを前走で証明した。異色の条件でつかみどころないものの、前2走より枠順が外になったことでさらなるパフォーマンス向上が期待できる。 サアドウゾは魅力がない。500万卒業に16戦もかかり、前走は連闘策で何とかここ出走にこじつけたという嫌い。確かにここ5戦中、4戦で最速上がりの瞬発力はますます磨きがかかっているが、やはり今までの相手比較から重賞入着級馬の揃ったメンバーになるとハードルの高さが否めない。 昨年の3着馬マルブツイースターに往年の輝きが戻らない現状ならば、新潟直千は(2103)でメンバー中、最多経験のストロングポイントが穴候補。前々総崩れとなった3走前で食い下がり、久しぶりに32秒台の瞬発力を使った前走で地力強化と体調の良さは太鼓判。
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