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函館裏読み

関東
11R

関西
11R

ローカル
11R

 

函館11R3連単16→3→6、4、5、2、7

16→6→4、5、2、7 16→4→6、5、2、7

3連単3着固定BOX3→16、6、4、5、2、7

3連複1軸BOX3−16、6、4、5、2、7、15

連覇がかかるマイネルスターリーは上々の試運転を消化して万全の態勢で挑む。とにかく夏の北海道は走る。7、8月に限っても通算5勝。洋芝、暑さ、斤量をまったく問題にしない北海道の申し子は、ひと叩きという理想的なステップで昨年より信頼性は高まっている。前走は時計そのものは平凡でも、エンジンがかかった際は全盛期を感じさせる切れ味。連続最速上がりの勢いで連覇にリーチ。

マイネル以外は横一線。コース適性と状態の良さがリンクすれば、すべての馬にチャンスが回ってくるメンバー構成になっている。すでに10歳とはいえ、マヤノライジンは年齢以上の若さで状態そのものはピークに近い。ひと叩きした4走前に千八の自己ベストでGV0秒3差。3走前はメンバーNo2の上がり時計。ひと息入った前走で見た目の良さが加わっていきなり0秒2差ならば、恵まれた53キロのハンデで大駆け。

コロンバスサークルの上昇ムードの要因は意外にもコース適性の高さか。どんな条件でもどんな流れでも往年の瞬発力が不発に終わっていたが、前々走の最速上がりで0秒1差がいいきっかけとなって数字的にも納得できる結果となった。やはり脚をためていいタイプ。内々でじっくり仕掛けを我慢した乗り方に徹すれば、前走の再現がイメージできるだろう。ゴール前で少し狭くなって追うのを躊躇しなければもっと際どかった内容。4角で常に外だけを意識する鞍上だけが不安材料になる。

キングトップガンに魅力を感じない。前走は鞍上の好騎乗がすべてという乗り方のうまさ。渋り目の馬場で5ハロン通過が60秒2のハイペース。早仕掛けからなし崩しに他馬に脚を使わせて粘り切った。ラストの上がりレースラップ13秒2の数字からもはっきり伝わってくるサバイバルレースの強さ。スタミナ勝負からスピード勝負へ。前走から3キロ増、函館(0002)、二千(0004)などこれだけ悪条件が揃うとどうにも強気になれない。どちらにしても行くか、後方からか両極端の乗り方になる。

格下感が否めないミッキーペトラは2分前後の決着になって手も足も出ないか。斤量を背負ったとはいえ、4角の手ごたえが悪く、35秒5の瞬発力は重賞勝ち負けレベルと比較するといかにも物足りない。弥生賞2着は時計がかかってラチ沿いピタリの展開の利。以前からスピード決着と瞬発力勝負に課題を残す単調な先行馬はスローもだめ、ハイペースもだめと八方ふさがり。

着順ほど負けてないものの、アクシオンの復活劇はどうにもイメージできない。昨年1月に重賞連勝時とは明らかに勢いが違う。前2走ともにスローでゴール直前はほぼ一団。着差ほど中身が伴わない内容なら見せ場あってからの狙いでも遅くない。

不気味なのがダンスインザモア。前走の5ハロン通過はオープンレベルにほど遠いという61秒2。絶対的に前々有利の流れで後方から0秒3差。古豪復活を思わせる最速上がりの33秒7の瞬発力がターニングポイントになることは間違いない。洋芝歓迎。