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4−1、15、8、14、10、5 4、1、15、8、14→4、1→ 4、1、15、8、14、10、5 (40点) 15−4、1、8− 4、1、8、14、10、5、11、6 (18点) 長期休養明けを嫌って前走で評価を落としたが、ミクロコスモスは全盛期をイメージできるまで復活していた。まずは理想的な馬体の成長。22キロ増はそのまま成長分で、以前より凄みを増した好馬体に変身した。精神面もかなり成長か。あれほど置かれ癖がネックで展開負けしていたレース下手が前走で馬群を苦にしない好位差し。それでも33秒台の瞬発力に心身ともに成長した証が示されている。今回の課題は56キロのハンデに絞っていい。重賞で数々の掲示板の実績なら当然だが、久しぶりの千四で内コース。とりこぼす条件も揃っている。 状態の良さと走る条件がリンクしてチャームポットに勝機が回ってきた。とにかく崩れぬ安定感に特長。これまで千六以下で掲示板を外したのが2度の重賞だけ。兄にタマモホットプレイからも千二〜千四ベストのスプリンターとして完成間近ということだろう。チークP着用の些細なきっかけで集中力アップ。末脚に磨きがかかった上がり馬で、先行差し自在に捌ける脚質は、内コースでもしっくりくる。馬体の充実も際立つ。 大事なクラシック時期に最悪な状態だったマイネショコラーデが前走で変わり身をみせた。手ごたえそのものは平凡でも、好位差しにメドを立てる瞬発力を披露。ひと叩きで落ち着きが出れば脅威の存在。 エイシンパンサーは千二ベストのスプリンター。理想的なローテーションでも、時計決着に一抹の不安。雨を待ちたい。ツルマルネオの前走は馬群の中から隙間を狙ってゴール直前、豪快な差し切り勝ち。格下感はないものの、まったくイメージの合わない乗り替わりで評価を下げた。ラドラーダはクラスの壁に当たるとそのままゆっくり下降線となる厩舎特有の特徴を打破できるか。人気ほど怖さはない。 穴候補に状態の良さでロードバロック、クリールバレット、バイラオーラ。いずれも置かれる弱みを抱えるが、現級では展開ひとつの実績を残している高齢のムラ馬として割り切るべき。
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