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6−3、9、2、5 6→3、9、2、5 6−3、9、2、5 千二のスペシャリスト、キョウワマグナムが準オープンを一気に通過してオープン入りにリーチとなった。どう立ち回っても終いは不発なしの自在型で、完全本格化の現状は得意の距離なら弱点はない。出世が遅れたのは陣営の思惑違い。デビュー当初は中距離にこだわり、一時はダート路線行きという迷路にはまったが、昨年夏、長期休養明けの芝千四2着で人生が変わった。叩き2戦目からいきなり3連勝。経験を積めば千四もこなせる距離だが、現状は勝負が一気に決まるスプリントがベスト。前走はマクり合いのサバイバルレースに挑んで押し切った内容は着差以上に力量差を感じさせれば格上げ戦で格下感はない。 サアドウゾは重賞経験を経て3走前以上の成長を期待したい。とにかく充実度はここで断然。今年7戦中4戦で最速上がりという切れ味は走るたびに磨きがかかっている。前々走も勝ち馬に次ぐ次位、前走でもメンバーNo3がその証。スロー必至で展開負け覚悟の直線勝負に賭ける。 エイシンパンサーの前走はスローの絶好位でも最後苦しがり逆手前になって粘れないのが距離の壁そのもの。千四(1318)に対して千二(2237)。小倉千二は負けても0秒7で(0012)ならば、確実に前走より条件は好転している。見た目から伝わる体調の良さを信頼する。 リッカアリュールはダートベターのパワー型。前々走は同型が必要以上に控えた恵まれた展開で、現級の標準時計である1分8秒台までに大きな壁がある。恵みの雨を生かしたい。ボストンエンペラーの前走は激しい逃げ争いの直後の位置取りで展開の利が否めない。
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