1、2→1、2、3、5→ 1、2、3、5、6 (18点) マーメイドS同様のレベルの低さ。GT3着のロードカナロアだけが際立っている。前走は手ごたえ十分で直線入ったが追って案外。まったくロスなく立ち回ったにもかかわらず、不発に終わった敗因は馬場と位置取りか。いずれにしてもパワーが求められる馬場より、パンパンの良馬場で圧倒してきたスピード型。外から被される馬群の位置取りにも嫌気が出た可能性がある。再び内枠で避けられぬ道悪でも、低調な相手ではいい教育。はっきり格下相手に56キロで負けることは許されない。 ドリームバレンチノは最高のコンビ復活でオープンまで昇り詰めた。常に33秒台が計算できる完全燃焼型となって生まれ変わった。徹底したスプリント志向だったが、久しぶりの千四で掛かり気味の折り合いながら一騎打ちを制した。胸を張れる豪快な勝ちっぷりで、いよいよ重賞勝ちにリーチがかかる。前回の初重賞、京王杯では7着とはいえ、着差はわずか0秒4。勝ち馬ストロングリターンに上がり時計で0秒1差劣っただけで、2着シルポート、3着ジョーカプチーノ、4着コスモセンサーなどに楽に上がり時計は上回って、サンカルロと同タイムのメンバーNo2の破壊力。当時より確実にレベルアップの現状ならロードにヒケを取らない。 エーシンリジルはプチスランプから前走で抜け出せたかどうか。2戦連続の上がり33秒台で前走はデビュー以来最速の数字に変わり身がうかがえる。レオンビスティーは千六でも長いスプリンターということ。前々走は直線でラチ沿いのコース取りした馬が上位独占の中で終始外々を回るコースロスなら、前2走は度外視できる。
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