3→2、4、12、14、1→ 2、4、12、14、1、5、6 (30点) 3−2、4、12− 2、4、12、14、1、5、6 (15点) 重賞とは名ばかりの低調な牝馬限定重賞。条件戦2連勝のグルヴェイグは恵まれた条件で勝機が回った。デビュー勝ちや2戦目にマルセリーナに0秒4差などでオークス3番人気になるほどのエリート馬。数々の休養でなかなかリズムに乗れないが、距離にメドを立てた前走でいよいよ花開く時がきただろう。前々走は上がりレースラップが全11秒台を差し切り勝ち。前走はイメージ一新の積極策。残り1ハロンから追い出して抜群の瞬発力で後続を振り切れば本物の強さということ。鞍上は重賞でマジック連発の好調さも強調できる。 スマートシルエットはマル混の前走で結果を出したことが心強い。通算5勝中3勝が牝馬限定だったが、番手馬のマークが甘すぎた単騎逃げとはいえ、前走は10秒台を含む上がりレースラップで振り切ったことは自信につながる好内容。逃げにこだわりのない先行型は阪神(1110)で内コースがしっくりくる。 アグネスワルツは阪神小回りで見直しが必要になる。とにかくハナ切って完全燃焼の逃げ馬。前走は直線の長さが致命傷になったと割り切れば、約300メートルも短くなるコース替わりで無視できない。現実に阪神外千八でグルヴェイグを完封実績。見栄えの悪かった前走から馬体増が理想。 成長力だけならタイキエイワンはメンバーNo1の勢いがある。叩き3戦目の前走はタイレコード勝ち。千六でも34秒台が大きな壁だった末脚が、デビュー以来初となる上がり33秒台なら理想的なステップ。母はGVダートで連対実績。 アニメイトバイオは馬群から抜け出すのに時間のかかった前走で限界が見え隠れしてきた。細く映るぐらいの馬体で走ってきたとしても、さすがに3戦連続の馬体減に強調点が浮かばない。見込まれすぎたハンデも懸念材料。 アカンサスも同様に正念場を迎えた。同日の未勝利よりラップの遅かった前走は完全な展開負けだが、近走はオークス7着、秋華賞4着ほどの勢いは感じられない。道悪でさらにパワーを求められると策がないか。
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