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福島裏読み

関東
11R

関西
11R

 

福島11R馬複BOX9、10、12、15、1

3連単2軸マルチ9、10→12、15、1、5、3 (30点)

9、12→15、1、5 (18点)

3連複フォーメーション10−9、12、15−

9、12、15、1、5、3、2 (15点)

すでに土曜日の時点で勝負どころは外々を回る道悪競馬。どんなに馬場の回復が早くても良馬場が見込めないパワーが求められる条件になれば、一変して主役不在の混戦レース。トーセンラーは前から指摘しているように本質は千六〜千八ベストのスピード型。二千で勝ち鞍がなく、道悪にも良績がなければ人気で妙味はない。結局、阪神、京都に良績集中は小柄ゆえの輸送の難しさか。いずれにしても前走より条件悪化。

丸2年も勝ち星のないゲシュタルトが人気を集めているのも違和感。確かに最近は崩れないレース内容だが、馬体重の増減が激しい大型馬の休み明け、さらに強調点に乏しい道悪実績、初の福島など数々の試練をクリアしなければならない。直線平坦コースに良績を残しても、早めに動いて直線半ばでもうひと伸びしなければならない勝ちパターンが浮かばない。ワイド要員。

タッチミーノットの休み明け2戦は長距離でしっくりこなかっただけ。前々走は超スローの上がり勝負で、あくまでスタミナより切れ味重視のための好走だった。スタミナも求められた前走でゴール前急失速が距離適性の低さならば、得意の距離で見直しが当然になる。JRA再転入後の芝二千(3123)。掲示板を外した2戦は重賞で、新潟大賞典6着(0秒5差)、レコード決着の大阪杯6着(0秒2差)に上がり馬らしい地力強化が示されている。課題は道悪だけ。

エクスペディションは狙いづらい。快進撃が止まったのは鞍上の消極策がすべて。3走前は各馬マクり合いの中、仕掛けが遅すぎて脚を余した0秒2差。前々走は重賞としては超スローに近かったが、ペースを読み違えて後方待機の失態。前走はいきなりペースが速くなって馬自身が戸惑って後方でもがくというリズムに乗れないレースが続いている。休み明け、道悪、距離OKならば圧勝もあっていい力関係だが、乗り替わりなしではポカの再発は逃れられないか。

極度の不振で立ち直るきっかけもつかめないアニメイトバイオ、高齢で衰え顕著なサンライズベガの両重賞馬に変わり身を求めるのは酷だが、同じ重賞馬シンゲンは見限ることができない。4角まで掛かった前々走は超スローの上がり勝負としても、着差はわずか0秒8差。レコード決着となった前走は58キロを背負って1分57秒7も上々の内容だろう。トゥザグローリーエイシンフラッシュとは1秒差以内。実質オープン特別並みの低調メンバーのここではズバ抜けた実績を残している。追い切り快調、小回り向きの脚質を強調。

ダイワファルコンはブリンカーを外したり、着用したりが陣営の迷いそのもの。確たる敗因は分からないが、少なくても直線でもがく姿に以前の迫力十分の末脚はうかがえなかった。直線平坦に活路を見出したい。盲点になりそうなのがトップゾーン。古馬重賞初挑戦となったのがわずか5走前。それでも着差は0秒3、0秒8、0秒3、0秒4、1秒5。前走は久しぶりの関東遠征やテン乗りが響いたと割り切れば、良績集中の二千と直線平坦になって変わる余地は十分。