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中京裏読み

関東
11R

関西
11R

 

中京11R馬複2−8、13、15、12、6、4、3

3連単フォーメーション2→8、13、15、12、6→

8、13、15、12、6、4、3 (30点)

8、13、15→2→

8、13、15、12、6、4 (15点)

3連複フォーメーション2−8、13、15−

8、13、15、12、6、4、3、7 (18点)

フラガラッハは重賞に届くまで完成した感触がある。とにかく前走の内容が秀逸だった。同日500万より5ハロン通過で2秒9も遅い超スローを直一気の離れ業。絶対的に前々有利の流れで、2〜5着馬の上がり時計より0秒8以上も上回った最速上がりは他馬が止まって映ったほど強烈だった。重賞上位経験馬が含まれてメンバーNo2の上がり時計より0秒4、No3より0秒6も速い数字ならば軽く重賞級ということ。先週まで8〜10センチだった野芝が今開催初の10〜14センチ。少なくてもこれまで以上に時計のかかる馬場も大歓迎。鞍上も重賞初制覇へ力が入る。

これまで極度のスランプから立ち直れなかったゴールスキーが前走で変化がみられた。超スローとはいえ、道中掛かる仕草は今年1度もない行きっぷりの良さ。さらに上がり時計は3連勝を決めたレースから約1年半ぶりの33秒台だった。初重賞挑戦のGTマイルCSでいきなりレコード決着の同タイム3着となった元エリート。些細なきっかけで一変する可能性が極めて高ければ、今回こそ狙い頃ということ。ようやくみえたひと筋の光。意欲的な追い切りも強調点。馬っぷりは相変わらず見栄えする。

エアラフォンの前走はハナ切る誤算がすべてと割り切るべき。これまで徹底した追い込み策で重賞は2、5、5着。0秒1、0秒4、0秒8。2度5着時は3着馬に0秒1と0秒2差なら、すでに重賞級の能力が備わっている証でもある。本質、時計が速くなりやすい京都ベストだが、掲示板を外したのが1度だけの安定感は信頼していい。

ダノンヨーヨーはGT好走馬の意地。4連勝で重賞初制覇を決めた頃の状態に戻りつつある勢いが不気味だ。これまでGTは2、10、7、15、4、4着。距離千六のGTに絞れば、レコード同タイム、0秒5、0秒3、0秒4の着差にマイラーとしての資質の高さがうかがえる。慢性的なスタート難とこれだけ乗っても仕掛けのタイミングがつかめない鞍上が弱点。

結局、牝馬限定だけの狙いになるショウリュウムーン、前走は鞍上の好プレーで上がりレースラップが10秒台2つをマークして逃げ切ったエーシンリターンズも牡馬とガチンコ勝負に不安だけが残る。スローになって展開負けが続いているオセアニアボスはスロー確実なメンバー構成でジレンマから抜け出せるムードはない。レッドデイヴィスは3歳時からの成長がほぼ平行線。馬体良化に映った前走で見せ場なしの流れ込みならまだまだ時間がかかりそう。牝馬と4歳馬に絶対的な怖さがなければ、叩き2戦目の5、6歳勢に期待するしかない。ミッキードリームは距離にメドを立てた前走がいいきっかけ。ドリームカトラスは叩き良化型が理想的なステップ。左回りでの強さを加味すれば、一変しても驚かない。ダノンカモンは33秒台の末脚を使って芝への苦手意識は解消された。