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札幌裏読み

関西
11R

ローカル
11R

 

札幌11R3連単フォーメーション4→3、6、11、8→

3、6、11、8、9、5 (20点)

3連複1軸BOX4−3、6、11、8、9、5

ダークシャドウが国内GUで仕切り直し。前走は中団の外から被されない位置取りでいい感じの追走。絶好の展開だったが、直線入口で一気に手ごたえを失ってまったく反応なしの惨敗に終わった。敗因は馬場など考えられるが、初のナイター競馬も少なからず影響しただろう。3度の関西遠征にも勝ち鞍のない事実。まして海外など未知なる世界で初の掲示板外しなどは一過性として割り切れる。次期エースとしての貫禄は失うこともない。すでに天皇賞でさえ、直線で前が壁になって追うのが遅れてなければもっと際どかった。前々走は鞍上のマークミスなどツキに見放されているが、今年の活躍を占う大事な一戦でGT級がほぼ不在なら、どう勝つかに焦点を絞っていい。休み明けはむしろ歓迎なテッポー実績と芝二千(3200)。負ける際は再び鞍上のへぐりだけ。

ヒルノダムールは海外遠征でリズムを崩す典型的な例。十分すぎる手ごたえで追い比べに持ち込んでも、なぜか不発に終わるレースが続いている。4走前は歴史的な超スローの上がり競馬でごちゃついて仕掛けの遅れ。3走前はダークシャドウだけのマンマークで完全な鞍上のマークミスが敗因だったが、ロスなく乗って勝ちが意識できる手ごたえの前々走はいいわけのできない完敗だった。さらにスタミナ勝負は歓迎のマラソンランナーが前走でまさかの大惨敗。チークPだけで一変することは考えにくく、1キロ減の斤量や洋芝で浮上のきっかけをつかむしかない。

ヒットザターゲットが人気になれば妙味はない。GTで入着もほど遠いのが現状の能力。手薄なGVが限界レベルならば、豊富な経験と走る洋芝に加えて理想的な叩き3戦目のステップになるアクシオンの狙いが面白くなる。前走は折り合いだけを専念する鞍上との呼吸の悪さ。終始掛かって外々を回る最悪な騎乗ぶりで1秒差はむしろ走っている。

ネオヴァンドームはダイエット成功の前提で期待したい。数字以上に太く映った前走は流れも向かなかった。理想的な位置取りだったが、直線窮屈になって早々にあきらた内容ならば、叩き2戦目で変わる余地。実績ほど距離に違和感はない。

ミッキーパンプキンはハイペースの早仕掛けとなった前走がもったいなかった。直線入口で先頭になる積極策でも、最後は無謀な仕掛けのツケ。ゴール前で完全に失速したが、見せ場十分の内容なら重賞、距離、メドが立った収穫は大きい。同型は格下の牝馬レジェンドブルー程度で、展開の利を強調。

前日の1600万より5ハロン通過が遅かったクイーンSは絶対的な前々有利。直線は馬群に包まれて最後まで追えなかったフミノイマージンは2戦連続のツキのなさで人気が落ちれば狙い頃。牡馬相手となった東京新聞杯で最速上がりから0秒4差の4着。本質は洋芝向きのパワータイプ。