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13→1、3、10、18、7→ 1、3、10、18、7、9、11、16 (35点) 1、3→13→ 1、3、10、18、7、9、11、16 (14点) 13−1、3、10− 1、3、10、18、7、9、11、16 (18点) ステラロッサの末脚に賭ける。これだけ差し追い込み馬に偏ったメンバー構成ならば、間違いなく瞬発力勝負。通算13戦で7度の最速上がり。ここ3戦で2度の32秒台が示すとおり、クラシック時よりますます磨きのかかった末脚はすでに重賞レベルに達している。レース下手で出世が遅れているだけで、本来重賞ロードを歩むべき実績も残してきた。3歳時、500万特別ではトーセンレーヴに同タイムの最速上がりで着差0秒2。スプリングSではオルフェーヴルと同タイムの最速上がりで着差0秒2など、はっきり通用する手ごたえはつかんでいる。デビュー時より前走で18キロ増が成長そのもの。超スローを前々で捌いて同タイムの2着だった3走前から、ラップによって好位で折り合えることも証明できた。その時の勝ち馬がその後関屋記念2着。絶対的に前々有利の流れを唯一、差し競馬なら勝ち馬より価値は高いだろう。前走は後方で人気馬同士の牽制のしすぎた典型的な下手乗り。乗り替わりはいい刺激になる。 トランスワープが7歳にして花開いた。超スローを不可解な待機策だった前々走は鞍上のペース音痴がすべての敗因。それでも休み明けで最速上がりとなる上々の試運転から、重賞初挑戦で見事な重賞制覇となった前走こそが本来の姿ということ。いくらかテンションが高かったが、レースでは内々でがっちり折り合って高齢と思えぬ切れ味を披露。連続最速上がりなら衰えるどころか、ますます上昇度が計算できる勢いを感じさせる。芝二千は0秒6差の8着を含む(3201)と絶対的な自信。ハンデも手ごろ。 トップハンデでもナリタクリスタルは逆らえない。前走は前日の未勝利と5ハロン通過が同じというスロー。いつも以上に控える鞍上の負けパターンにはまれば、0秒5差の3着はむしろ走っている。重賞3勝の古豪は久しぶりとなる最速上がりに調子の良さが示されている。 エクスペディションは得意の小倉から生涯初となる左回りへコース替わりで評価が揺れる。長い直線で末脚が持続するかは微妙な小回り巧者。前走のようにスローならペースを見極めて早仕掛けが理想だが、追い込みに固執する鞍上は同じ乗り方が2度連続できるかも怪しい。スロー確定メンバーと初コースでは狙いづらい。 トーセンラーは脚質的に理想的な直線の長さだった東京コースで2度の掲示板外し、内にモタれて追いづらかった4走前など度重なる左回りでの失態で苦手意識が否めなくなった。条件がはまれば重賞で上位常連の安定感だが、本来千六〜千八ベストのスピード型。二千以上に勝ち鞍のない実績で、それでも中距離にこだわるローテーションに疑問が残ったままでは展開頼りが否めない。 逆にアスカクリチャンはコース替わりと乗り替わりで刺激を受ける。得意の新潟芝はすべて掲示板の(4021)。課題だった距離にメドを立てた前々走で鞍上との呼吸も太鼓判。叩き3戦目でごく普通に巻き返しか。 トウカイパラダイスの3走前はゴール前で勝ち馬がフラついて鞍上が追うのを躊躇。前走はハイペースにもかかわらず、先行馬が動くと鞍上があせって早仕掛けで最後まで息が持たなかった。前2走はいずれも掛かり気味の折り合いからも鞍上とのコンビ間の悪さは明らかで、乗り替わりまで待つのが正解。 スマートシルエットは直線の長い東京、新潟で良績集中という異色の先行馬。持ち時計はもうワンパンチ足りなくても、絶対的な展開の利は強調できる。良馬場で見せ場もなければこのまま下り坂になるタッチミーノットはここが正念場。順調さを欠いたセイクリッドバレーより、ハンデに恵まれたムスカテール、アースシンボルが不気味。
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