4、3→4、3、5、17、7、18→
4、3、5、17、7、18 (40点)
4-3、5、17-
3、5、17、7、18、13、1 (15点)
フレールジャックの前走は数字的に変動がなかったが、馬体のバランスは休養前と一変していた。東京新聞杯はそれだけ状態の悪さ先行で一過性のポカならば、前走ぐらい走って当然ということか。スローの瞬発力勝負で直線仕掛けを我慢。2着馬に並ばれて二の足を使う完封劇は数字以上の強さを感じさせた。走るたびに馬体減りする体質の弱さが解消されれば一気に重賞ロードへ展望が開ける。
オリービンは古馬初挑戦だが、ここをあっさり通過しても驚かない実績を残してきた。ニュージーランドTではエプソムC4着のセイクレットレーヴに0秒2差でセントウルS5着のサドンストームには先着している。NHKマイルではセイク、サドンに先着。札幌記念4着のハナズゴールまで先着を決めれば、少なくても53キロで挑めるここで無視はできない。前走はあくまで距離がすべて。マイル路線に固めれば出世が加速していく。
ゼロスの前走はあきれるしかなかった。同型不在にもかかわらず、大暴走の大逃げ。ペース音痴の鞍上らしい自滅で休み明けならば割り切るしかないだろう。いずれにしても同型はミキノバンジョー程度。まともなラップで逃げれば、ワールドエースを完封した逃げ馬が無様なレースになることはない。
ダローネガの前走はレースレベルそのものに疑問。同日500万牝馬と勝ち時計で0秒8だけ上回った数字に強調材料は見出せない。ゴールスキーは久しぶりの最速上がりでようやくプチスランプ脱出か。鞍上に恵まれない不運な馬だが、もとよりGⅠ3着馬の意地で走り頃なのも確か。休み休みでなかなか軌道に乗れないが、クラレントは稍重までなら我慢が利く。テッポーOKの仕上がり早でつかみどころのない意外性は常識にかからない不気味さ。大穴候補にモンストール。衝撃的な数字で勝ち上がった新潟2歳Sからドン底のスランプだが、ノドの疾患で成績が低迷していた事実。前走は初の古馬重賞で32秒台の瞬発力に復活の手ごたえを感じた。相変わらずの好馬体なら斤量的にも一変があって不思議ない。 |