6→4、11、12、1、7→
4、11、12、1、7 (20点)
4、11→6→
4、11、12、1、7 (8点)
6-4、11、12、1、7、10
この2週で輸送が2度。関西馬にとって最悪なスライド開催となれば、先週同様に主役はフェイムゲーム。先週、今週とパンパンの良馬場を好む瞬発力型のポカが多く、GⅠ以外で安定感を誇っていたルルーシュが絶好の手ごたえで不発に終わった日曜AJCCがまさに象徴的となった。ある程度スタミナが求められて切れなくても持続する脚を最後まで使えるタイプ向きの馬場状態はフェイムにとって大歓迎。デビュー2戦はリズムを狂わせたスタートの大ミスがすべての敗因で、前々走は掛かり気味でも前走では素振りもみせずに内々でがっちり折り合えた成長力も強調材料になる。4角でスムーズに外へ出すと一瞬にして先頭に立った。勢いは最後まで衰えることなく、早めに流して完勝ならば、時計、着差以上にスケールの大きさを感じるのは当然ということ。どのみち大目標は前々のフラムドグロワール。好機のマクりがしっくりくる。
そのフラムドグロワールは抜けた1番人気になるほど怖さがない。早くから瞬発力勝負に弱さを露呈してきたジリっぽさ。3走前は大外強襲に合って着差以上の完敗、前々走は鞍上の好プレーに助けられてギリギリ粘った同タイム勝ち。前走は馬群で耐えて絶好の位置取りだったが、伸びることなく、ほぼ流れ込んで何とか掲示板を確保した程度の内容だった。脚をためるより、なし崩しに脚を使わせるサバイバル勝負で本領。ワンダーロードがスローに落とすなら、4角前からの早仕掛けが生命線になる。
先週メンバーにいなかったワンダーロードの参戦は興味がわく。前走の勝ちっぷりはとにかく強烈だった。向正でマクられる厳しい展開を跳ね除けて3角過ぎに外へ出して、絶好の手ごたえからぶっち切り勝ち。ムチ1発だけで37秒5の瞬発力から1分54秒7。同日1000万で12着に相当する時計は、少なくてもダートでは世代トップレベルの強さということがわかる。母は芝千八~二千で3勝。関西馬のアクションスター、マイネルマエストロはとにかく気配優先。 |