15→8、14、9、2、12→
8、14、9、2、12、4、10、13 (35点)
8、14→15→
8、14、9、2、12、4、10、13 (14点)
8、14、9、2、12
ベルシャザールの前走は直線入口で圧勝が浮かぶほど手ごたえが良かった。結局残り50で力尽きて最後まで踏ん張れなかったが、1年のブランク、初ダートを考慮すれば、ダート界に新星誕生として扱っていいだろう。芝では相手なり。どこか勝負弱さを露呈し続けてきたダービー3着馬は、ショウナンマイティ、オルフェーヴルと接戦。ナカヤマナイト、グランプリボスに先着した実績で、まともなら楽に重賞を勝てる底力ということ。百戦錬磨のメンバーでも、良馬場のダート千八は前走の時計がメンバー最速にこの馬のダート適性の高さが示された。砂を被らない大外枠と逃げ馬不在の展開の利で早めスパートから後続を断ち切る。
上位常連組も黙ってない。ダイヤノゲンセキはリフレッシュした5走前で吹っ切れた。逃げ先行にこだわらくなって脚質に幅。時計も走るたびに短縮していく成長過程は4歳馬並みの勢いがある。脚をためて瞬発力勝負より、スタミナ勝負に持ち込んで持ち味の出るパワー型。前走は急遽当日乗り替わりも響いたとはいえ、手ごたえ十分から追い負けた前走が象徴的なレースとなっている。見るからに馬体良化、実績を残すコース替わりで崩れる姿は浮かばない。
本格化間近なトーセンケイトゥーも侮れない。4角前でスムーズに捌くことができなかった前々走でも、終わってみれば力でネジ伏せる着差以上の完勝。前走は必要以上に控えて最悪な位置取りから0秒6差でクラスの壁にメドを立てた。流れに応じて動くことを期待できない鞍上がどこまで足を引っ張ってしまうかだけ。
パルラメンターレはハナを切れなかった時点でレースが終わる逃げ気性。もとよりスタート下手の嫌いがあったが、前走は資質の低い鞍上配置で再試験の制裁を食らうほどの大ミスなら一過性のポカとして割り切りたい。自分の形で挑めば休み明けなど関係なし。
流れ無視で決まって置かれるギャザーロージズは着順、着差以上にクラスの壁は高い。確たる逃げ馬不在のメンバーになると直線の長さだけで前半のロスをカバーするのがますます難しくなるか。イメージどおりのコース替わりだが、ひとまず経験レベル。
休み明けこそ走るプリンセスキナウ、地味だが崩れないコウユーヒーロー、左回りの刺激を期待したいタガノジンガロ、前走は鞍上のプレッシャー負けだったススガルーセントなど伏兵多数。 |