１→７、８、５→

７、８、５、６　(９点)

７、８→１→

７、８、５、６　(６点)

マルセリーナは前走で見事な復活劇となった。スローの瞬発力勝負で中団差しから直線一気。まさかの二千での差し切り勝ちが二重の驚きだろう。休み明け初戦の３走前が０秒４差、前々走も最速上がり。マイラーでもこなせる特異なレースとはいえ、オークス０秒４差のスタミナで前走は単なる盲点だったことがうかがえる。良馬場ならまったく問題なく、格の違いで圧倒できる相手関係だが、これまでとにかく道悪に良績がない。スランプ気味の時期と重なったためか、稍重(０００３)。稍重に近かったオークス、４走前、３走前でもあと一歩のレースだった。馬場が悪化するほど不動の中心馬から滑落していく。

オールザットジャズはマルセと真逆の道悪歓迎のパワー型。上がり34秒で大きな壁に当たっているだけに、待ちに待った好条件だろう。馬券的にはほぼ完ぺきに近い千八(５３１２)、休み明け(２００３)。稍重、重はすべて５着以上の(０２１１)でマルセより１キロ減の斤量で挑めるならば、雨量が強まるとさらに自信度が増す。

アイムユアーズは昨年の覇者だが、距離ギリギリの限定スタミナであることは否めない。昨年の５ハロン通過は同日500万より０秒５だけ上回った超スローの上がり勝負。２着馬と上がり時計で１秒も下回る数字からも、展開の利と平凡な時計に恵まれたことが伝わってくる。ため逃げのないクィーンズバーンの存在で昨年の再現は難しいか。道悪も未知数。

すべて４着以上の千八(１１０２)。前走で洋芝適性の高さを示した着差以上の貫禄勝ちとなったキャトルフィーユに格下感はない。控える競馬で不完全燃焼が続いていただけで、ジェンティルドンナにローズＳ、秋華賞０秒４差の実績ならば胸を張って挑める。前々走は好位のマクり差し、前走は内々で仕掛けを我慢できた二刀流から結果を残したレース巧者。スローでも逃げ馬の大逃げにも対応可能な自在型にとって少頭数競馬はベストに近い条件。