HOME最新開催当日予想過去開催予想収支インフォメーション概要以前のくじら矢独りごと(休止)
東京裏読み
関東
11R
関西
11R
JRAホームページ

東京11R

3連単フォーメーション12⇔8、4⇔8、4、1、7、6 (22点)

即引退しても驚かないロートルメンバーの中でアルバートの実績はズバ抜けている。何より暮れの重賞勝ちというフレッシュさ。さらに有馬記念では0秒7差とはいえ、先行馬のキタサンブラックゴールドアクターはもちろん、勝ち馬のサトノダイヤモンドを上回ったメンバーNo2の上がり時計に絶大なる価値を見出せる。ステイヤーズS連覇中のマラソンランナーで距離には絶対的な自信。取りこぼすならば1度しか経験のない斤量58キロが応えた際だろう。馬体重以上にコンパクトな馬体で斤量泣きの可能性は否めないだけに全幅の信頼は置けない。

フェイムゲームはこのレースで現役の進退が決まる。6歳冬にセン馬となって前2走が両極端。前々走は自己ベストとなる上がり時計でひとまず古豪復活の兆しを示したが、置かれるだけ置かれた前走はメンバーNo17の上がり時計に現役終了をにおわせている。それでも過去3年でこのレースは1、1、2着。とりわけ前2年はそれぞれ12、13着から一変しているだけに評価を悩ませる。休み明け(020016)の減点材料は東京(310021)のコース適性の高さが相殺する。

カフジプリンスは前走が案外。評価が揺れ始めて古馬重賞経験でさらなる成長が必要になった。4着レッドエルディストとの併せ馬で最後力尽きて完全なる鋭さ負け。前走の時点でGⅢ制覇が微妙な位置取りにもかかわらず、同斤量でさらなる延長の未知なる距離では強気になれない。

東京では素人同然の鞍上配置だが、3年前のダイヤモンドS4着と同じコンビのステイヤー。ラブラドライトは鞍上の比重が大きくなる長距離戦でも面白い存在になる。向正面からのマクり合いで自身2度目の最速上がりとなった前走がいい刺激。状態の良さとステイヤーとしての資質の高さがリンクすれば、少なくても見せ場以上の走りが期待できる。

徹底した長距離狙いで大崩れしないファタモルガーナも今年9歳。休み明け(223106)と叩き2戦目(221010)の単純比較からもうかがえる叩き良化型としては微妙なローテーションで強調点が浮かばなくなった。